エヴォーラ400発表。FMC並の大幅刷新でロータス史上最速の300km/hへ
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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11月10日、エルシーアイ株式会社はロータスの歴史上、最もパワフルな市販モデルとなる「ロータス・エヴォーラ 400(フォーハンドレッド)」を発売した。従来モデルの「エヴォーラ S」同様、ロータスが得意とするアルミ製シャシーに、3.5L V6スーパーチャージャーエンジンをミッドシップする2+2のピュアスポーツカーだが、一部のボディ骨格にまで及ぶ、全体の2/3以上の装備がリフレッシュされている。
価格はMTモデルが1355万4000円、ATモデルが1406万1600円と、新型ポルシェ911カレラを上回るプライスタグを下げる。2016年3月上旬からディーラーでデビュー試乗会が開催され、目標販売台数は60台/年。
改良型エンジンは水冷式インタークーラーを搭載し、スーパーチャージャーやエンジンマネジメントシステムも一新した結果、先代モデルを16%上回る最高出力=406ps(※350ps)と最大トルク=410Nm(※400Nm)を発生する。最高速度は300km/h、0-100km/h加速は4.2秒。※はエヴォーラ先代モデルの数値。
トランスミッションは6速MTと6速トルコンATを用意。特にMTトランスミッションは新しいクラッチディスクと軽量フライホイールでシフトフィールが向上しているという。
ボディは全幅こそ変わらないが、インタークーラーの追加などで全長が27mm伸びて、前後のダウンフォースも強化された。フロントバンパーや大型開口になったアンダーグリル、3ピースのリアウイングやリアバンパー、リアディフューザー、ドアミラーも新デザイン。車重も22kg軽くなっている。
インテリアも一新されて高級感やエレガントな雰囲気が向上。フロントシートは1脚あたり3kg軽量なスパルコ製。従来のエヴォーラモデルと比べてサイドシルがスリムになったのも特徴で、横幅で43mm、高さで56mm低くなり乗降性が向上。後席の幅も280mm広い。
従来のエヴォーラモデルよりも3.3kg軽量なフロント19インチ、リア20インチの軽量鍛造アルミホイールはOP設定(標準は鋳造アルミホイール)。タイヤはミシュラン パイロット スーパースポーツ(フロント235/35ZR19、リア285/30ZR20)を装着。AP社製のクロスドリルド・ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:370×32mm、リア:350×32mm)もディスク径の拡大によってストッピングパワーが強化されている。また、MT車にはLSDが標準装備された。
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