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新型トゥインゴに試乗。異例に個性的、街角を曲がるだけでも愉しい

街角を曲がるだけでも愉しい

トゥインゴが都内を走るだけでも愉しく感じられたもうひとつの要素は、その乗り心地とハンドリングにある。パリの石畳の道などを意識して生み出されたとされるトゥインゴのサスペンションは、試乗したターボモデルでも、数か月前に乗ったスマート フォーフォーのNAモデルの記憶より明らかに柔らかく思えた。独特の浮遊感とフラット感が混在したソフトでしなやかな乗り心地は、70年代頃までのフランス車を思い起こさせるもので、フレンチカー好きには間違いなくアピールするはずだ。

と同時に、フロントにエンジンがないことも幸いして操舵力が軽めなのに加えて、バリアブルギアレシオのステアリングを操っての身のこなしは軽快で、街角を曲がるだけでも愉しかったりする。さらに、最小回転半径が4.3mと小さく、ちょっとした道で容易にUターンできるのも、リアエンジンがもたらすメリットのひとつだ。

その一方で、リアエンジンというと限界時のハンドリングに不安を覚える向きもあるだろうが、少なくとも首都高の芝浦からレインボーブリッジをわたって台場に至るルートで通過するカーブでは、しっかりと足が地に着いた印象の、ニュートラルなコーナリングを味わわせてくれた。実はトゥインゴ、前後重量配分は45:55というから、リアエンジンという事実から想像するほどテールヘビーではなく、よく出来たミドエンジンスポーツカー並みにバランスのいい重量配分なのだ。

とはいっても、限界に至ったときの挙動がどうなるのかはワインディングロードを攻めてみないと分からないが、日常的な場面で不安を感じることはないはずだ、という感触は得られた。それに加えて、前ベンチレーテッドディスク/後ドラムというブレーキも、適度な踏力で不安のない効きを示してくれた。

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