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ガヤルドのソフトトップ、スパイダー海外試乗記

街で快適、山道で本領発揮

見た目だけに目を奪われていてはいけない。このクルマの最大の魅力は、なんといっても心臓部にある。新型V10ユニットは、排気量を200cc拡大して5.2Lとすることにより、40psものパワーを上乗せした。その結果、最高出力560ps/8000rpm、最大トルク540Nm/6500rpmへとスペックが向上している。ただし、このクルマの性格を考えると8000rpmもの高回転域で発揮される最高出力よりもむしろ、2000rpm以下でもアクセルを踏めば瞬時に加速できる全域に渡る豊かなトルクを評価したい。

街中で扱いやすいと感じるのは、新しくなったeギアと足回りの影響も大きい。以前のeギアと比べて、新しいシステムではぎくしゃく感がほとんどない。変速速度も約半分の120m秒へと速められている。

サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンのままだが、トゥアングルやジオメトリーの変更に加え、フロント・スプリングやリア・スタビライザーの強化、アンチロールバーの最適化などが施されている。

街中での乗り心地が向上しても、高速域での走行安定性や山道での走りの魅力は削がれていない。いや、むしろ高まっている。街中ではフレンドリーな面を見せたが、スペイン最高峰の火山に向かってステアリングを切ったとたん、このクルマの本領が発揮された。

センターコンソール上のボタンで「オート」から「スポーツ」に切り替えると、自動変速のままシフトプログラムが変更されて、エンジンをより高回転まで引っ張るようになる。ステアリングホイールの背面にあるパドルを駆使して走らせると、全長×全幅×全高=4345×1900×1184mmのスリーサイズを持つとは思えないほど軽快な走りを披露する。さらにコンペティション・モードに位置づけられる「コルサ」を選ぶと、変速はマニュアルシのみとなり、8500rpmのレッドゾーンまで回すこともできる。

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