トヨタRAV4が日本に復活。若向けの派手なデザインだが走りや機能の完成度は高い
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之、トヨタ自動車、塩見 智
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之、トヨタ自動車、塩見 智
もはやブームを通り越して人気カテゴリーとして定着したSUV。1994年に登場し、そのSUVブームを巻き起こした立役者の一台である「トヨタ RAV4」がフルモデルチェンジした。
時代の空気を読み、乗用車用モノコックと簡素な4WDシステムを組み合わせてカジュアルな4WD車を仕立て、4WD=ヘビーデューティーといった固定観念を打破したのが初代だとすれば、5世代目となる新型は押し出しの強いデザインと新開発の4WDシステムが自慢。オン/オフを問わず、本来曲がりにくいはずの4WDをテクノロジーによって克服しており、気持ちよくコーナリングすることができるハンドリング4WDに仕上がっていた。
RAV4復活である。初代の車名は「Recreational Active Vehicle with 4 Wheel Drive」からきている。25年前、まだSUV(スポーツユーティリティビークル)という言葉はなく、セダン、ワゴン以外の4WD車は総じてRV(レクリエーショナルビークル)と分類された。乗用車ベースのモノコックボディを用いた4WD車という点において、RAV4はSUVの元祖のような存在であり、翌95年に登場し、同じようにヒットした「ホンダ CR-V」とともに、現代に続くチャラチャラした、もといカジュアルなSUVブームを巻き起こしたというわけだ。
日本向けのサイズで登場して日本でヒットした初代だが、海外でもヒットした。それもあって2代目、3代目とモデルチェンジの度にサイズを拡大した。「カローラ」「ランクル」とともに世界戦略車となった一方、人気に陰りが出てきた日本では、2013年登場の4代目は発売されない代わりに、同年メカニカルコンポーネンツを共用する「ハリアー」が発売された。
※2019年4月12日 記事を修正しました。「15年前、まだSUV(スポーツユーティリティビークル)という言葉はなく」→「25年前、まだSUV(スポーツユーティリティビークル)という言葉はなく」
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
古いトヨタ「クラウン」が「海外で人気」!? なぜ13代目「アスリート」が「大量流出」? 「中古車15年ルール」の秘密とは
ガンダムファン必見! クシタニが「機動戦士ガンダム」をモチーフにした新作アイテムを発売
VWグループ、30以上の新型車を発売へ 2024年
私の最後のクルマ、ロードペーサー、4代目レンジローバー…… 【復刻・徳大寺有恒「俺と疾れ!!」】
「フィアット500 1.2Cult」の仕様変更を発表、エクステリアおよびインテリアの装備を向上
アウディの新型SUV、Q6e-tronデビュー!──GQ新着カー
ホンダ新型「流麗コンパクトSUV」初公開! ゴツ顔変化に反響多数!? “精悍SUV”「ヴェゼル」どう変わったのか?
ホンダのeVTOLには、F1由来の技術が満載! 地上最速のマシンで培われた技術が空を飛ぶ
「キーを捻れば」「ボタンを押せば」エンジンがかかるのはイマドキの話! 昔のクルマ好きなら誰もが引いた「チョーク」とは
ユアスタンド、E-Tokyo Festival2024でトークショー「竹岡圭が突撃! EV充電のおさえたいツボ ~楽しく、お得に、スマートに!~」を開催…3月30日
日産の「小さな高級車」がスゴい! クラス超え「上質内装」採用! 新モデル登場で“改良”はいつ? めちゃ豪華な「オーラ」どんな人が買うのか
熾烈な入賞争い、下位5チームに必要なのは“奇策”。サウジでブロック作戦成功のハースF1ヒュルケンベルグ「常識を超えなければ」
青のストライプと真っ赤な内装、どちらがお好み? 「コルベット」特別仕様車は限定40台
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選