マツダ デミオは世界基準の国民車候補だがグレード選びが悩ましすぎる
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部
いきなりの結論として、やはり大変に素晴らしい世界基準のコンパクトカーであると筆者には思えた。
走りと内外装はさすがの「デミオ品質」であり、価格もなかなかお安い。そして実燃費もおおむね良好だ(試乗終了時の燃費計で14.2km/L。調査のため時おり全開にしたうえでの数字なので、普通に運転すればもっと良くなるはず)。
これはもう筆者が言う新時代の国民車、すなわち「お安め予算でイケるくせに、その品質には十分満足できる経済的な実用車」としてはうってつけというほかない。ただし、いくつかの問題点というか「悩ましい点」はあったため、そこを最終的な論点として見据えつつレポートを進めたい。
まず1.5L化による「余裕」の発生。これは確かにマツダが言うとおりだ。
一般論として1.3Lぐらいの小型車は、何らかの理由でグッと加速したいためアクセルペダルを踏み込むと、エンジンの力が足りないものだからATのギアが1段か2段ほど自動的に低くなり、エンジン音がブオーッとうるさくなる。だが意図したほどには加速せず、「……うるさいだけで終わってしまった。悲しい」となる場合も多い。
1.5L化されたデミオであれば、そういった悲しみとはほぼ無縁だ。右足を加速のため少し踏み込めば、ギアが下がらないまま、つまりさほどブオーッとうるさくならないまま、ある程度グイグイ前へ進んでくれる。
もちろん、そこからさらに加速したい場合はそこそこうるさくなる。だが常識的な乗り方、つまり「まったく飛ばさないわけではないが、決してアホほどは飛ばさない」というニュアンスで運転するのであれば、デミオの巡航および加速からは「ちょっとした高級感」すら感じるだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
ビンテージカラーリングが一斉復刻? MotoGP、シリーズ75周年を記念した特別イベントを計画中
日産が「スゴいZ NISMO」披露! CNF燃料で24時間走ぬく…!? 5月に富士レースに参戦へ
エンジンへの情熱が桁違い!!! クルマ好きを虜にするアバルトの魅力って?? 格上相手にも勝つ750GTザガート
27歳で激シブのサーブ「900ターボS」を買った理由とは? 同じスウェーデンのIKEAで内装をコーデしています
スズキが「新型スポーティハッチバック」発表! 7年ぶり全面刷新で“精悍顔”採用! 「新型スイフト」インドで受注開始
「洗車機で洗車」なぜ洗い残しが発生する? 機械洗車じゃキレイにならない!? 汚れを完全に落とす簡単な方法とは?
EVは「車酔い」しやすい?しにくい? ネット上の意見は真っ二つ、いったいなぜなのか
受注期間わずか3カ月も爆売れ!! レトロデザイン採用の[パオ] 中古車は200万円超って本当!?
EVはまだちょっと……ならやっぱりハイブリッド! HV慣れした人でも新鮮味が味わえる新世代ハイブリッド車3台
ハスクバーナ、最新・最大排気量の『スヴァルトピレン801』発売へ 138.9万円
レクサス LMに6座仕様車を追加設定。多人数乗車でのパーソナル感を追求したラグジュアリー ミニバン
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!