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マツダ デミオは世界基準の国民車候補だがグレード選びが悩ましすぎる

マツダ デミオは世界基準の国民車候補だがグレード選びが悩ましすぎる

マツダ デミオ 15S ミストマルーン(2WD)

巡航、加速時にはちょっとした高級感すら感じる

いきなりの結論として、やはり大変に素晴らしい世界基準のコンパクトカーであると筆者には思えた。

走りと内外装はさすがの「デミオ品質」であり、価格もなかなかお安い。そして実燃費もおおむね良好だ(試乗終了時の燃費計で14.2km/L。調査のため時おり全開にしたうえでの数字なので、普通に運転すればもっと良くなるはず)。

これはもう筆者が言う新時代の国民車、すなわち「お安め予算でイケるくせに、その品質には十分満足できる経済的な実用車」としてはうってつけというほかない。ただし、いくつかの問題点というか「悩ましい点」はあったため、そこを最終的な論点として見据えつつレポートを進めたい。

まず1.5L化による「余裕」の発生。これは確かにマツダが言うとおりだ。

一般論として1.3Lぐらいの小型車は、何らかの理由でグッと加速したいためアクセルペダルを踏み込むと、エンジンの力が足りないものだからATのギアが1段か2段ほど自動的に低くなり、エンジン音がブオーッとうるさくなる。だが意図したほどには加速せず、「……うるさいだけで終わってしまった。悲しい」となる場合も多い。

1.5L化されたデミオであれば、そういった悲しみとはほぼ無縁だ。右足を加速のため少し踏み込めば、ギアが下がらないまま、つまりさほどブオーッとうるさくならないまま、ある程度グイグイ前へ進んでくれる。

もちろん、そこからさらに加速したい場合はそこそこうるさくなる。だが常識的な乗り方、つまり「まったく飛ばさないわけではないが、決してアホほどは飛ばさない」というニュアンスで運転するのであれば、デミオの巡航および加速からは「ちょっとした高級感」すら感じるだろう。

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