アウディ A3セダンMC版に試乗。中年男子のダンディズムに応えてくれる一台
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:小林 俊樹
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アウディのCセグメントを支えるA3がマイナーチェンジ。今回はそのベーシックグレードである「1.4 TFSI」のセダンモデル「1.4 TFSI スポーツ」に試乗した。
今回のマイナーチェンジでA3には、初めて「バーチャルコックピット」が採用された。メーターナセルに収まるカラーモニターは、自車の進行方向に応じてリニアに回転するナビゲーションの動きに好き嫌いは分かれるものの、速度計とタコメーターを脇に追いやって、ドライバーズアシストを軸にした車両情報を大きく描き出してくれるのは非常に便利。タッチパネルや大型モニターが主流となりそうなインフォテイメントの流行において、ダッシュボードからポップアップするナビモニターの小ささがやや迫力に欠けるけれど、最小限の目線移動で運転に集中できるその快適性はありがたい。
ただ今回のモデルには、次世代を睨む「セーフティパッケージ」が搭載されていなかったのは残念だった。これは車線維持サポートシステムである「アウディアクティブレーンアシスト」や「アウディサイドアシスト」、0~65km/hの間でアクセルやブレーキはもちろん、ステアリング操作でも安全を支援する「トラフィックジャムアシスト」が含まれるパッケージ。ちなみに今年夏以降の販売車両からは、オプション設定されるとのことだった。
またそのパワーユニットも、先代の「1.8 TFSI」がミラーサイクル原理を取り入れた新型の「2.0 TFSI」(190ps/320Nm)へと変更されたものの、1.4 TFSIは従来通り。となると今回の試乗車で目新しいのは、バーチャルコックピット並びに新意匠となったシングルフレームグリルバンパー、標準のLEDヘッドライト及びオプション設定のマトリックスLEDヘッドライト、そして7速となったSトロニックトランスミッションと、やや話題性には乏しいというのが第一印象だったが……やはりそこはアウディ。実際にそのステアリングを握れば、高い走りの質感には惚れぼれさせられることになるのであった。
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