新型MINIコンバーチブル速攻インプレ。思い悩むだけの価値がある
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
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もともとは経済的で実用的な超小型車として1959年のイギリスで産声を上げたミニを、2001年にBセグメントのプレミアムな小型車、いわゆるニューMINIとして甦らせたのが、他でもないBMWだった。
そうやって、フィアット500などのフォロワーを生むBセグメントのプレミアムコンパクトというカテゴリーを最初に創造したMINI。そのなかでも、初代の時代から取り分けプレミアムな香りを強く発散してきたのがオープンモデルのコンバーチブルだが、それが他の主要モデルに遅れながらも、いよいよ3代目の新型に生まれ変わった。
初代の時代からCピラー部分の分厚いデザインのソフトトップを採用、しかもその開閉に電動メカニズムを用いるなどしたのがプレミアム感を鮮烈にする手法のひとつで、当然ながらプライスもハッチバックより歴然と高価な設定だった。にもかかわらず初代も2代目も世界で16万台を超える数が販売されたというから、成功作であるのは間違いない。
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