カローラ、ハイブリッド追加で復活か!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
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遂に来るべき時が来たのかしれませんねぇ。そう、先日追加された新型カローラハイブリッド(フィールダー&アクシオ)だ。現行カローラ自体は去年5月にデビューしたが、遅れること1年と3ヵ月。待望のハイブリッド仕様を追加で出したところいきなり大ヒット。1ヵ月で全体受注は2万2000台を超え、しかもその8割以上がハイブリッドだという。また過去に比べて、ガソリンモデルの販売は落ちていないそうだから、単純にカローラハイブリッドの“積み増し”ってことになっているのだ。
こんなにウケるんだったら、去年の発売と同時に用意されててもおかしくなかったと思うが、そのキモチを率直にチーフエンジニアの中村寛さんに告げると…「まだまだ読み切れてませんでしたね。11代目カローラのどこかで追加しなければいけないと思っていたんですけど、去年の段階でガソリンモデルより40~50万円高いハイブリッドは、まだ受け入れていただけないだろうと」。
確かにそれもよく分かる。カローラユーザーは基本、保守的で年配層も多く、長年培われた「1.5リッターで150万円」という価格感がそうそう変わるとは思えない。「ハイブリッドモデルで190万円(※最廉価がアクシオハイブリッドの192万5000円)」はやっぱり安くないしね。
実際、中村さんも認める通り、その40~50万円の価格差を浮いたガソリン代で埋めるのは難しく、特にコスト感覚の厳しいカローラユーザーにはウケないだろうと踏んでいたのだ。「ある意味、お客様の方が先を行かれていたということですね。というか、それだけハイブリッドが世の中に認められたということかもしれません」。
1997年に初代プリウスが出てからはや16年、もはや“トヨタ流ハイブリッド”は完全にブランドとなったのかもしれない。
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