新型フライングスパー、乗り心地が変わった!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
幕張の某ホテルのエントランスで新型フライングスパーのドライバーズシートに収まり、成田空港を目指す。先代からほとんど拡大されていないとはいえ、全長5.3m弱、全幅2m弱もあるボディだから取り回しが大変かと思いきや、意外やそうでもない。もちろん絶対的には大きいのでそれなりに気を遣う必要はあるが、基本的にボディがスクエアなデザインであるため、想像するより左右を掴み易いのだ。それに加えて、後に撮影のためにUターンする際、ボディサイズのわりに回転半径が小さいことも実感した。
さて、走り出して最大の関心事は、その乗り心地だった。資料によれば新型フライングスパー、脚を先代より明らかに柔らかくしている。エアスプリングを備えるサスペンションは、スプリングレートが前10%、後ろ13%、スタビライザーが前13%、後ろ15%、ラバーブッシュに至っては前後とも25%以上も、先代よりソフトにしているというのだ。
その結果は、走り出してすぐに分かった。サスペンションの感触は柔らかく、路面の変化に対してボディは常にゆったりと反応する。サスペンションは4段階の可変式で、コンソールのタッチパネルで硬さを瞬時に選択できる。最強の4を選ぶとさすがに硬さを感じ、ボディの動きもタイトになるが、1~3の範囲ではどれを選んでも、脚のソフトなクルマに乗っているという実感を得られる。その結果、ベントレーのサルーンに乗っている印象がストレートに得られて、僕はこのセッティング、とても好ましいと思った。
しかもそれでいてフライングスパー、試しに走ったタイトなコーナーの連続でも、確実なフットワークを披露してみせた。サスペンションの硬さを3もしくは4にセットしておけば、ワインディングロードでもそのサイズとパワーを持て余すことはないと思う。
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