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G63AMGに海外試乗 Gクラスがアップデート

超骨太なSUV

Gクラスはおかしなクルマだ。その一つの理由はなんと33年間も続くロングセラーであること。分かり易く言うと、充分に元を取ったクルマなのである。ということはメルセデスにとって今ではドル箱スターかもしれない。Gクラスはもともと軍用車として開発された経緯があるが、ベルリンの壁が崩壊する(冷戦が終わる)とその運命はガラリと変わり、高級車へと大変身したのである。

しかしあまりにも長い年月が経ったので、数年前にはGクラスの生産が終わるかもしれないという噂が立ったことがあった。だが、世界中のGフリークから生産を続けて欲しいという要望が沸き起こり、ダイムラーのツェッチェ会長はGクラスの継続生産を決定した。それどころか、AMGモデルにも力を入れると発表したのであった。

ここでもう少しGクラスの歴史を振り返ると、70年代にオストリーのグラーツを本拠とするシュタイア・プフという自動車メーカーがGクラスの開発と生産を担当した。この会社のルーツは100年前に存在していたオーストリー・ダイムラー社と兵器製造のシュタイア社、さらに乗用車メーカーのプフ社と合体してできた会社であった。

当時はオフロード(四輪駆動)を得意とする会社であり、1980年に登場したアウディのクワトロもシュタイア・プフ社の技術が使われている。つまりオフロードカーのエキスパートであるわけだ。現在はカナダのマグナ社の傘下で、マグナ・シュタイアー社となっているがメルセデスやアウディなどのOEMも手がけるほどの技術集団である。

そんな勇ましいオストリーの会社とメルセデスが手を組んでいるのだから、Gクラスの骨太さは言葉にはならないくらい崇高だ。ドイツではGクラスのブルーテックディーゼルも市販されているので、個人的には購入を考えたいと思っている。

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