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新型レクサスGS、最終兵器のハイブリッド

GS450hのハイブリッドシステム

今回の試乗会はハイブリッドのみで、ステアリングを握ったのはもっともスポーティな「Fスポーツ」だ。HVと「Fスポーツ」の組み合わせは肉食系なので、もっともアドレナリンが吹き出そうだ。となると新東名の体験走行は退屈なので、久しぶりにラリードライバ-になった気分で箱根のワンディングを走った。道幅は昔よりも広くなっているのでワイドボディのレクサスGSでも走りが楽しめる。

GS450h「Fスポーツ」のエンジンは3.5リッターのV6だが、ハイブリッド専用のアトキンソンサイクルを使っている。このV6エンジンの圧縮比はノーマルの「11.8」よりも高い「13」という高圧縮比を実現している。エンジンの出力は295ps・356NmとノーマルのV6よりも若干出力は低いが、常用回転域では膨張比が大きく取れるのでノーマルのV6よりも効率は高い。アトキンソンサイクルを簡単に説明するのは難しいが、吸った空気を若干吐き出して、圧縮よりも爆発後の膨張を大きくすることで効率が高まる仕組みだ。エンジンの効率は高まるが、出力が小さくなるのでモーターなどのパワーサプリメントが不可欠となる。

レクサスGSのハイブリッドはプリウスと似ているが、電気式CVTのギアボックスが縦置きになる。使われるモーターもエンジンの出力に合わせているのでプリウスよりも大きく、駆動用モーターは200ps・275Nmを発生する。エンジンと合算すると5リッターV8エンジン並のパフォーマンスを持っていることになる。他のGSと異なる点は、ハイブリッド専用のバイワイヤー式のブレーキシステムを持つ。ペダルフィールは重く堅いので、ノーマルのGSとの違いはすぐに分かる。

「Fスポーツ」のアイテムには専用のエアロとLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリング=4WS)とスポーツ・ダンパーが備わる。レクサスの4WSの特徴は前輪操舵に、後輪ステアをアクティブに協調させる点だ。ダンパーはサーキットも走れるものだが、アダプティブ(可変)タイプなので走行状況に応じて可変できる。

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