パナメーラ・NA最強、GTSの走りはいかに?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ポルシェジャパン
車名を見ただけではにわかに想像するのは難しいが、パナメーラGTSの位置づけはどの辺りかと聞かれたならば、動力性能から言えば、4Sとターボの中間ということになる。しかしながらパナメーラGTSは、単にそのギャップを埋めるためだけの存在ではなく、明確にスポーツ走行、特にサーキット走行まで視野に入れているのが新しい。実は今回スペインで行なわれた試乗会のプログラムには、アスカリサーキットでの走行も含まれていたのだが、こうした機会はパナメーラの国際試乗会では、実は初めてのことであった。
一番の注目点は、やはりパワーユニット。V型8気筒4.8リッターの直噴自然吸気エンジンは、吸気系の容量アップやバルブリフト量を1mm増やしたハイリフトのカムシャフト、それらに合わせてリセッティングしたECUの採用などによって、最高出力430ps、最大トルク520Nmを獲得している。これはパナメーラ4Sに較べて30ps、20Nmの増強となる。
ギアボックスは7速PDK。新たにシフトアップ時に点火を間引き、燃料をカットするシリンダーシャットオフを採用し、変速スピードを速めている。車名に「4」の文字は無いが、シャシーは電子制御式フルタイム4WDを。PASM付きのエアサスペンションは、標準時でも車高が10mm低くなっている。高速走行時には更に15mm下がるが、この時の車高は他のモデルと同様である。
可変式スタビライザーシステムのPDCC、電子制御式リアデファレンシャルと組み合わせたトルクベクタリングシステムのPTV Plusはオプションで選択できる。今回の試乗車は、いずれも装備されていた。
仕上げはブレーキ。こちらもレッドキャリパーが目印のターボ用が標準装備となる。試乗車は、こちらもPCCBへと置き換えられたフル装備仕様であった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
MINI コンバーチブル【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
愛車の履歴書──Vol54. 池松壮亮さん(番外・後編)
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!