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911海外試乗記 第3弾 電動ステア&7MTは?

997より明らかにモダンに見える

コードネーム991こと新型ポルシェ911。先代のタイプ997よりヘッドライトのカバーに一段と角度がつき、フロントフェンダーが短くなったように見えると同時に、ボディ全長が56mm長くなっているにもかかわらず、ホイールベースの延長によって前輪の位置が前進したことでフロントオーバーハングは短くなった。しかも、Aピラーから前方に回り込むウインドシールドの曲率が増したこともあって、これまでよりキャビンが前進した印象を与えるのに加えて、全高も若干低くなっている。それらを総合すると991のボディ、全体のフォルムは疑いもなく911そのものだが、997より明らかにモダンに見える。

してその内容はというと、ボディが997までのスチール製モノコックから、アルミを重量比で全体の44%も使ったいわばアルミとスチールのハイブリッド構造になったのをはじめとして、ホイールベースが100mm延長され、フロントトレッドも広げられるなど、ボディの材質変更とシャシーのディメンション変更が先代の997から最も大きく変わった部分だといえる。軽量化のためにカーボンファイバーではなくアルミ合金を駆使するというのは、レーシングカーやカレラGTのような極めて特殊な少量生産車を別にすれば、昔からボディの材質に樹脂系よりも金属を好む傾向があるポルシェらしいところで、それは同時にポルシェのコアなユーザーやファンの好みとも一致するはずである。

さらに991は、水冷フラット6エンジンの基本こそ997から受け継いでいるものの、マニュアルトランスミッションが新開発の7段型に替わり、パワーステアリングのアシスト方式を油圧から電動に変更、さらにサスペンションも形式は従来と同一ながら完全に新設計されるなど、ボディ以外にも気になるメカニズムの変更点は少なくない。ならば、それによって991のドライビング感覚はこれまでの911とどう変わったのか、あるいは変わっていないのか。11月の南カリフォルニアを舞台とした国際プレス試乗会で新型911カレラSのステアリングを握った経験を駆使して、991の気持ちよさを検証していこう。

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