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【実走テスト】スマートフォンがカーナビに変身

スマートフォンがカーナビに変身

「うおおおおっ!」思わず口から出たのがこの言葉である。もうギガインパクト級である。いきなり何かと思うので先に謝っておきます。ゴメンナサイ。そう、今回NTTドコモが展開しているドライバー向け情報サービス『ドコモ ドライブネット powered by カロッツェリア(以下ドコモ ドライブネットと略)』に対応させたパイオニアのスマートフォンリンク ナビクレイドル『SPX-SC01』の実力にすっかりやられてしまったのである。

さて本題に入る前に少しだけ世のトレンドってものに触れておこう。カービュー読者もご存じの通り、今チョー勢いのあるデジタルガジェットがスマートフォンであることは誰も否定するまい。そのスマートフォンだが元々GPSレシーバーを内蔵しているので、有料・無料を問わず対応するアプリをインストールすれば、カーナビとしても使える。しかし、そこはスマートフォン、決して専用機ではないのだ。歩行程度での衛星捕捉ならば十分でも、これがクルマでの使用となると、実用面では厳しいシーンも少なくない。つまりカーナビとして満足のいく性能を出すことができないこともあるのだ。

もちろん全てのスマートフォンに当てはまるわけではないので、その部分は誤解のないように言っておくが、やはりGPS電波が届きづらいビルの谷間などでは「馬脚を表す」。筆者の周囲でもスマートフォンのカーナビを使っている人がかなりいるが、最初はかなり鼻息が荒くって「もうこれでカーナビは要らないよね」とか平気で言ってしまうのだが、あとで話を聞くと「大事な時に全く役に立たなかった。なんだよ、これ」と、それまでとは180度異なる意見が返ってくることが多い。

そこで今回は筆者が編集部G氏にレクチャーをしながら、一般道から高速道路まで走行し、ナビクレイドルの実力をチェック。元々デジタルガジェットの類は常に自腹で買い続けている筆者だが、今回は自前の「Xperia SO-01B(2010年4月1日発売)」を組み合わせてみた。今回のテストに編集部が用意してくれたクルマが『プジョー RCZ』。まぁ、何とスタイリッシュなクーペフォルムなんでしょう。正直カッコイイなあ…ってしばし直立不動でクルマを眺めてしまった。閑話休題。さて、まずは自分のクルマに付いている状態から『SPX-SC01』を載せ替えてみた。

最近のPNDの例にもれず、ダッシュボード上に取り付ける際の吸盤の性能は大きく向上している。RCZはダッシュボード上まで本革の仕様だったのだが、こういう時は付属のスペーサーを付ければ問題はない。取り付け位置を決めて、『SPX-SC01』を固定、電源コードをシガーソケットに挿し、スマートフォンをセットするだけだ。時間にして数分、当然工具などは不要だし、そもそも作業っていう感覚を持たないぐらい、楽に取り付け(載せ替え)は完了した。

また気に入ったのが吸盤部分のセットの仕方である。PNDなどの多くはいわゆる“空気抜き”をする際に上から「バッチン」って感じで少し力を入れてクレードルを固定するのだが、『SPX-SC01』の場合、吸盤外側にあるカバーをクルッと回すだけでしっかり固定される。この簡単さも敷居の低さを感じさせてくれる。

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