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コンチネンタルスーパースポーツ、海外試乗記

まるでボクスター

正直に言って、こんなに走りを楽しめるクルマだとは想像していなかった。クーペのスーパースポーツとはまた違った走りの世界を見ることができたのは、良い意味で期待を裏切る体験だった。

丘陵の起伏に沿って延々と、様々な曲率、様々なカントのコーナーが連続する、お世辞にも路面状況が良いとは言えない典型的なイギリスの田舎道をウェールズとの境界近くまで飛ばしているうちに抱いたのは、まるでライトウェイトスポーツのステアリングでも握っているかのような感覚だった。さすがにエリーゼのようとまでは言わないが、まるでボクスターだなと思ったのは本当の話だ。

確かに、同行したのがミュルザンヌだったことは差し引いて判断しなければいけないのだろうが、それでもコンチネンタルGTCなどとはまったく別物だと言っていい。クーペも同様、名前から「GT」を外したことには、深く納得するほか無い。

最初に感じた違和感は、おそらくは「結局、どういう趣向の人が買うのか」ということが、今ひとつ見えにくかったからこそ沸き上がったものだったのかもしれない。しかし実際にステアリングを握った後には生意気にも、普段のフォーマルな用途のためにはミュルザンヌがあって、週末に乗るクルマとしてコンチネンタルスーパースポーツコンバーチブルがあるのが理想だ、なんて夢想してしまった。

ベントレーでサーキットなんて現実的ではないだろうと考えると、実はスーパースポーツの本命はこちらなのかもしれない。そう、どんな人が買うのか想像できないなんて言うのは、所詮はベントレーのユーザー層を理解していないからこその発想で、ちゃんとそこにターゲットが存在するのだ。

性能も、存在意義も浮世離れした、これぞまさしくドリームカーである。

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