迫るCO2規制で本気を出したメルセデスの高級EV「EQC」はテスラに勝てるか
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
周辺事情はそれくらいにして、EQCの概要に移ろう。まずサイズだが全長×全幅×全高はそれぞれ約4.76×1.88×1.62mで「GLC」と「GLE」の中間くらい。エクステリアはGLCに非常によく似ており、電気自動車であることをことさら強調していない。
インテリアも同様で、最新の「Aクラス」と同じ10.25インチ(26cm)のディスプレイが2つ並んでいる。解像度は1920×720ピクセル (200dpi) で、自然言語による高度な音声入力が可能。固定SIMカードが内蔵されており、AIを搭載した「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を「ヘイ、メルセデス!」と起動させ、さまざまな操作や情報を得ることができる。
ADAS (アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システム) は、車線維持、追従、自動ブレーキなど、自動運転レベル2のアシストを装備している。ちなみにメルセデス・ベンツはアウディのように「渋滞アシスト(レベル3)」などという言葉は使わず、「高度自動運転」という呼び方をしている。
パワートレーンは前後に電気モーターを搭載し、システム出力は300kW (408馬力)で、最大トルクは760Nmを発生。空車重量2495kg(内バッテリーが650kg)のボディを0-100km/hまで5.1秒で加速させ、最高速度は180km/hでリミッターによって制御される。モーターはフロントが回生重視、リアがパワー重視の特性を持っている。
リチウムイオンバッテリーのセルはパウチタイプで、合計384個のセルからなっており、48個のセルが入ったモジュールが2基、72個入りのモジュール4基で構成されている。このレイアウトはスペース、冷却暖房効率、耐クラッシュ特性などから考慮されたものだ。またエネルギーは80kWh、そして最大電圧は405V、キャパシティは230Aである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トラックドライバーの働き方改革なるか? 「物流の2024年問題」解決策は? 各社の取り組みから見えたもの
カワサキ「Z650」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
生産終了が痛すぎる!! 軽スポーツがイイことだらけ! 100万円で狙う[アルトワークス]
大きなコの字型シートからフルフラットへの変更もできる! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
まるで[高級スニーカー]のようなクルマ!? 新型SUV[キックス]はe-POWERのみで2025年日本上陸か
【ポイントランキング】2024年WRC第5戦ラリー・ポルトガル後
【ポイントランキング】2024MotoGP第5戦フランスGP終了時点
くるまりこちゃん OnLine 「免許証、更新するとき… 」第96回
ホンダ ZR-V&N-BOX 自動車アセスメントで「ファイブスター賞」獲得【動画あり】
ロールス・ロイス 新型「カリナン シリーズII」 迫力増した「ブラックバッジ」発表
ロールス・ロイス「カリナン シリーズ II」発表 ブランド初のSUVが進化【動画あり】
ドゥカティによる三つ巴の激闘をマルティンが制す。M.マルケスは最終ラップで2位奪取/第5戦フランスGP
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?