MQBを採用した事で、フロント・アシストやシティ・エマージェンシー・ブレーキ&歩行者検知機能、ブラインドスポット検知機能、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール・システム(ACC)、リア・トラフィック・アラート・システム、パーク・アシストなど、これまでゴルフやパサートなどに搭載されてきた先進装備の数々も、標準またはオプションで用意される新型は、安全性や快適性の面でも大きく飛躍した。また、日本仕様はアクティブボンネットが標準装備になる模様である。
日本市場には、110kW(150PS)を発揮する1.5TSI搭載モデルも導入される予定だが、街乗りが中心ならば1.0TSIでも十分だろう。高速道路での余裕を求めるなら1.5TSIを選ぶのもありだ。また、147kW(200PS)を絞り出す専用チューンの2.0TSIを搭載した「GTI」も、ベースモデルのシャシーが高い完成度を見せるだけに非常に楽しみである。将来的にはプラグイン・ハイブリッドが追加される可能性もあるようなので、そちらも期待したいところだ。
全方位的に商品力が向上し、従来にも増してBセグメントの大本命となったニュー・ポロは、コストパフォーマンスの高さも抜群で、ドイツでは19%の付加価値税込みで1万2975ユーロ(約170万円)からとなっている。ドイツでは年内にデリバリー開始となるが、日本上陸は2018年初夏頃になる見通しである。
※日本での発売時期や仕様等への記述は取材記者が海外試乗会で独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
試乗ステージ:ドイツ・ハンブルク
ゴルフ8世界初公開。進むデジタル化の一方でコストダウンが目につく部分...
サーキットで試した新型トヨタ ヤリスのダイナミック性能は欧州車にも負...
フォルクスワーゲンの末っ子SUV「T-クロス」は価格もサイズもバランス良...
シトロエン「C3 エアクロス SUV」は見た目はなんちゃってだけど、元気な...
大規模リコールで大変なフォルクスワーゲン。とはいえ中古車を買うなら...
東京モーターショー2019は数字上成功だがもっと楽しいお祭りにしてほし...
新型ゴルフは走行性能やデジタル環境がさらに高まった。装備充実グレー...
フォルクスワーゲン、オフロードレースに向けて開発された「アトラス ク...
マカンターボマイチェンモデル先行試乗。気になる右ハンドル仕様のドラ...