ザ・ビートル カブリオレ ニースで本格的に試乗

ザ・ビートル カブリオレ ニースで本格的に試乗

■欧州仕様でも乗り心地重視の快適さ [5/10]

試乗したのは最高出力160ps、最大トルク240Nmを発生する1.4リッターTSIエンジンと7速DSG（デュアル・クラッチ・トランスミッション）搭載モデルである。0-100km/h＝8.6秒、最高速度は205km/hのダイナミックな実力はフランスのオートルートでも遺憾なく発揮され、カルトなデザインと相反する速さで周囲の目を引く。ハンドリングは軽快とまでは行かないが高速レーンチェンジでもロールは少なく安定している。

一方で、さすがは北米に主眼を置いているモデルらしく、欧州仕様でも乗り心地重視で速度に関係のない快適性を約束している。