日産「セレナ」 e-POWERはやや高いがドライバーも満足度が高いミニバンの一台
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 192
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 192
日産「セレナ」は、1991年に初代が登場した5ナンバーサイズの3列シートミニバン。現在は2016年に登場した5代目が現行モデルとして販売されています。
5代目セレナは従来からの「手頃なサイズのファミリーカー」という本質は踏襲しつつ、車内の広さや利便性により一層の磨きをかけ、そして「プロパイロット」をはじめとした先進装備を積極的に採用しています。
基本となるパワーユニットは2.0Lガソリンエンジン+マイルドハイブリッドですが、2018年2月には電動パワートレインの「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を追加。
すでによくご存じかもしれませんが、e-POWERというのは、1.2Lのガソリンエンジンは搭載するものの、それはあくまで発電のみに特化し、タイヤの駆動はモーターのみが行うというものです。これを日産は「電気自動車の新しいカタチ」と広告で表現しましたが、一般的には「シリーズハイブリッド」と呼ばれています。
このセレナe-POWERは、凝ったつくりゆえに車両価格は若干高くなるのですが、モーター駆動による走りは非常に力強く、また燃費も良好であるため、もしも予算的な余裕があるならばおすすめしたいグレードです。
そんな日産セレナの直近のグレード構成を大きく分けると…
<ガソリン>
X :257万6200円
XV:273万6800円
G :306万1300円
<e-POWER>
X :299万7500円
XV:322万6300円
G :347万3800円
というノーマルグレード。
そしてエアロモデルである「ハイウェイスター」というラインには…
<ガソリン>
ハイウェイスター :275万8800円
ハイウェイスターV:307万100円
ハイウェイスターG:331万1000円
<e-POWER>
ハイウェイスター :329万3400円
ハイウェイスターV:358万2700円
ハイウェイスターG:380万9300円
といういずれも3種類のグレードがあります。
※価格は全てFFモデル
そして駆動方式は当然ながらFFと4WDが用意されていますが、「e-POWER」はFFのみとなります。また「ハイウェイスターG」も、なぜかFFのみとなっています。
基本的な先進安全装備は全グレードに標準装備であるため、その他の快適装備との兼ね合いで考えると、ガソリンもe-POWERも中間グレードの「XV」か「ハイウェイスターV」を選択しておけば、購入後もおおむね満足できるはずです。
しかし日産自慢の「プロパイロット(自動操舵・前走車追従機能付きクルーズコントロール)」は、「ハイウェイスターV」と「ハイウェイスターG」、「e-POWERハイウェイスターV」と「e-POWERハイウェイスターG」にのみ標準装備。「X」と「ハイウェイスター」、そして「e-POWER X」と「e-POWERハイウェイスター」にはオプションとしても装着不可ですので、そこだけはお気をつけください。
次のページ>>モーター駆動の走りが気に入ればe-POWERは稀有なミニバン
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!