ホンダ「ステップワゴン」試乗。高いレベルでバランスされたミニバンだが気になるところもある
掲載 更新 carview! 写真:編集部 269
掲載 更新 carview! 写真:編集部 269
編集がホンダ「ステップワゴン」に乗りました。現行モデルは2015年に発売された5代目。発売当時、他のミニバンにはない2パターンの開閉が可能なリアゲート「わくわくゲート」が話題になりました。
当初は1.5L直4ターボのみでしたが、2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデルを追加しています。ボディスタイルにノーマルといわゆるカスタム系の顔をもつスパーダの2タイプがあります。今年1月にマイナーチェンジでハイブリッドの名称を「e:HEV(イー エイチイーブイ)」に変更し、一部グレードに「わくわくゲート」を装備しない仕様を設定しました。
今回の試乗車は「e:HEV スパーダ G・EX ホンダ センシング」で、わくわくゲートを装備しています。このグレードを要約すると、スパーダでハイブリッドの上級グレードです。ちなみにハイブリッドはスパーダのみの設定で、ノーマルにはありません。というのもハイブリッドを搭載するにあたり、ノーマルのデザインだとエンジンルームに入り切らなかったためとか。
試乗車がスパーダということでスパーダを深堀りしていきます。グレードは以下の3つで、ハイブリッドが2グレード、ガソリンが1グレードという構成です。ハイブリッドはFFのみで、4WDを選択したい場合はガソリンのみとなります。
・e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING
(364万1000円:FFのみ)
・e:HEV SPADA G・Honda SENSING
(342万7600円:FFのみ)
・SPADA・Cool Spirit Honda SENSING
(FF:312万2900円、4WD:332万900円)
やや特殊なスポーティ仕様のモデューロ(e:HEV Modulo X Honda SENSING:409万4200円)を除くと今回の試乗車が最上級グレードとなり、装備が充実しています。
では実車をチェックしてみます。外観はフロントグリルのキラキラ感が目に入ります。最近のミニバンの文法ともいえるメッキを多用した派手系デザインは、マーケットのニーズと言われればそれまでですが、編集的にはノーマルタイプのナチュラル感が恋しくなります。
特徴的なのがリア周りで、下から跳ね上げて開閉するだけでなく、左半分はドアのように横にも開閉できるわくわくゲートにより、アシンメトリーなデザインとなっています。これがステップワゴンのデザインアクセントとなっていますが、ターゲットとなるファミリー層の財布を握る奥様方にあまり評判がよくないという話を聞いたことがあり、機能は良いだけにもったいないところ。このあたりは新型フィットのような、シンプルな中にも新しさが感じられるホンダデザインを次回作に期待したいところです。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
知多アクセスが便利に 名鉄高架化で道路が誕生! 東海市の新“東西ルート”が3月開通
立ち上げ決定から4カ月で迎える開幕。Jujuが2年目の挑戦へ【SF全チーム情報2025/HAZAMA ANDO Triple Tree Racing】
ホンダ最高級「N-BOX」がスゴイ! メーカー初の「画期的ヘッドライト」採用! “キラキラ外装×豪華内装”がカッコイイ! “安全機能”も魅力の一番高価なモデルとは?
トヨタ、クーペデザインの新型EVを3月12日に発表へ
約425万円で落札! ランボルギーニ「ミウラ」のヘッドライトの元ネタ…フィアット「850スパイダー」アバルト風味の評価は適正!?
昨年躍進も悲願達成はならず。体制強化と同時に進む“意識改革”【SF全チーム情報2025/Kids com Team KCMG】
F1プレシーズンテスト3日間のドライバースケジュール固まる。角田裕毅は初日26日午前から走行
【このモンスターアウディなんぼ?】アウディ5000 CSって何?廃車になるはずだったアウディが時速332kmという記録を達成し生き残った・・
ハースと元代表シュタイナーの訴訟が終了。肖像の無断使用などの訴えは棄却される
メルセデスベンツ、「全固体電池」搭載EVの公道テスト開始…航続1000km超を可能に
5速MT搭載! トヨタ「チェイサー」実車展示! 高性能「280馬力の直6」×精悍エアロがカッコイイ! 車好き大興奮の「貴重な“ちょいワル”スポーツセダン」 KINTOで貸出へ
【ランクルのライバル】日産の新型フラッグシップSUV『パトロール』が展示中!日本導入は反響次第?
【朗報】レクサス「RX」一部改良。静粛性向上&走りが深化…668万円~と値上げ幅は小幅に留まる
打倒「アルファード」への秘策は? 26年度登場の新型「エルグランド」は日産復活の起爆剤となるか
【なんと5年間“充電代無料”】テスラ「モデルY」を旧型在庫一掃セールで買う価値あるのか?
【おまいらはどっち?】CX-60 とCX-80で悩んだらどちらを選ぶべきか…違いは「3列目の有無」だけではなかった
【あの頃、あいつでスキーに行った】スバル「初代レガシィツーリングワゴン」は新たなライフスタイルを生んだ傑作
ファンな走りと実用性だけじゃない! 新型「ゴルフ“8.5”GTI」は“DCC”で快適性までも手に入れた
【えっ、ジムニーも?】「残価率」が高いのに納期は現実的。“5年後も高値で売れる”お宝モデルとは
先が見えない新型「スイフトスポーツ」の動向。「ファイナルエディション」は“最後のスイスポ”になってしまうのか?
【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!