ホンダ「ステップワゴン」試乗。高いレベルでバランスされたミニバンだが気になるところもある
2020/03/26 07:00 carview! 写真:編集部 269
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編集がホンダ「ステップワゴン」に乗りました。現行モデルは2015年に発売された5代目。発売当時、他のミニバンにはない2パターンの開閉が可能なリアゲート「わくわくゲート」が話題になりました。
当初は1.5L直4ターボのみでしたが、2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデルを追加しています。ボディスタイルにノーマルといわゆるカスタム系の顔をもつスパーダの2タイプがあります。今年1月にマイナーチェンジでハイブリッドの名称を「e:HEV(イー エイチイーブイ)」に変更し、一部グレードに「わくわくゲート」を装備しない仕様を設定しました。
今回の試乗車は「e:HEV スパーダ G・EX ホンダ センシング」で、わくわくゲートを装備しています。このグレードを要約すると、スパーダでハイブリッドの上級グレードです。ちなみにハイブリッドはスパーダのみの設定で、ノーマルにはありません。というのもハイブリッドを搭載するにあたり、ノーマルのデザインだとエンジンルームに入り切らなかったためとか。
試乗車がスパーダということでスパーダを深堀りしていきます。グレードは以下の3つで、ハイブリッドが2グレード、ガソリンが1グレードという構成です。ハイブリッドはFFのみで、4WDを選択したい場合はガソリンのみとなります。
・e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING
(364万1000円:FFのみ)
・e:HEV SPADA G・Honda SENSING
(342万7600円:FFのみ)
・SPADA・Cool Spirit Honda SENSING
(FF:312万2900円、4WD:332万900円)
やや特殊なスポーティ仕様のモデューロ(e:HEV Modulo X Honda SENSING:409万4200円)を除くと今回の試乗車が最上級グレードとなり、装備が充実しています。
では実車をチェックしてみます。外観はフロントグリルのキラキラ感が目に入ります。最近のミニバンの文法ともいえるメッキを多用した派手系デザインは、マーケットのニーズと言われればそれまでですが、編集的にはノーマルタイプのナチュラル感が恋しくなります。
特徴的なのがリア周りで、下から跳ね上げて開閉するだけでなく、左半分はドアのように横にも開閉できるわくわくゲートにより、アシンメトリーなデザインとなっています。これがステップワゴンのデザインアクセントとなっていますが、ターゲットとなるファミリー層の財布を握る奥様方にあまり評判がよくないという話を聞いたことがあり、機能は良いだけにもったいないところ。このあたりは新型フィットのような、シンプルな中にも新しさが感じられるホンダデザインを次回作に期待したいところです。
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