売れまくってるノート e-POWERを編集があらためてチェック。良いところと気になったところ
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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便利だったのが「インテリジェント クルーズコントロール」、つまり前車追従クルコン(ACC)です。停止まで対応し、最高設定速度は115km/h。モーターは速度の微調整が上手なので、相性の良い機能と言えます。最新のACCと違って停止保持はできないので、停止後はブレーキ操作が必要になりますが、このクラスで停止まで対応しているモデルはまだあまり多くないので、車両価格を考えるとかなりお得な装備ではないでしょうか。
意外だったのが高速時の直進安定性の高さです。一般的にホイールベースが短くなりがちなコンパクトカーでは直進安定性はそこまで期待できないものですが、ライバルと比べると最長となる2600mmあるホイールベースが効いているのかもしれません(参考:ヴィッツ2510mm、アクア2550mm、フィット2530mm)。高速道路では直進性安定性の高さとACCが相まって快適なクルージングができました。
次に気になった点を挙げていきます。このクルマの特徴でもあるアクセルペダルだけで運転する「e-POWER ドライブ」、いわゆるワンペダルドライブです。モーターならではの仕組みを利用したもので、アクセルペダルを戻すと回生ブレーキによってブレーキペダルを踏まずともブレーキがかかり、離し続ければ停止までできます。これを使えばいちいちペダルを踏み換える必要がなくなり、運転が楽になるはずなのですが、問題はそのブレーキの利き具合。アクセルを放した途端にブレーキが掛かるのと、減速Gが思いの外強いため、同乗者はやや頭を揺らされてしまいます。言ってしまえば下手くそなブレーキングになってしまうのです。
なるべく減速Gを弱めようとペダルの開度をコントロールしてみたりしましたが、その調整がなかなか神経を使うもので、正直ブレーキでコントロールしたほうが楽に感じました。減速具合はエコモード(弱め)、Sモード(強め)の2種類で切り替えることができるのですが、エコモードでもコントロールは難しく感じました。普段ブレーキでスピードコントロールするときは「空走」を使って調整しているのが、回生ブレーキだと空走するためにペダルを一定で止めておかなければならず、そのコントロールが慣れないせいだったのかもしれません。結局「e-POWER ドライブ」はあまり使わずじまいでした。
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