新型3シリーズは3眼カメラの高度アシストや音声認識を標準装備して価格ほぼ据え置き
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
1月30日、BMWが新型「3シリーズ」を日本で発表しました。発売は3月9日と少し先ですが、1月31日から東京八重洲のBMWグループテラスで先行展示が始まります。
シャシーから一新された今度の3シリーズは全長で70mm、全幅で25mm、ホイールベースで40mmと大幅に大型化。これは主に走行性能やフロントノーズを長く取ったデザインのためで、トレッドも前が43mm、後が21mm広げられています。前後重量は50:50。アルミなどを多用して先代比で55kg軽量化され、重心高も10mm下げられました。
日本の発売ラインアップは、ターボなどに改良を加えた2.0L直4ガソリン直噴ターボを搭載する「320i」(184ps/300Nm)と「330i」(258ps/400Nm)。日本で主力となる320iの184psユニットは日本向けチューンとなっています。
また、「BMWオペレーティングシステム7.0」が導入され、メーターはついに12.3インチディスプレイでフルデジタル化。速度&回転計の間にはナビの一部も表示できます。また、自然な会話で操作や情報検索ができる「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」も標準装備。エアコンの操作や、渋滞情報や天候情報などを聞いたり、オペレーターに繋ぐこともできます。
運転アシスト機能も豊富で、日本に初導入される3眼カメラを使ったステアリングアシストは0-210km/hの間で車線の中央維持が可能。社内実験では東京~大阪間の高速ドライブでほぼ確実にレーンキープしたと胸を張ります。
また、35km/h以下になると直近50mのドライブルートを自動的に記録して、狭い路地など切り返しが難しい場所に入り込んだ際に自動でバックできる「リバース・アシスト」も標準装備。オプションでは縦列と並列駐車を自動で行なう「パーキング・アシスト・プラス」も設定しています。
価格は主力の「320i Mスポーツ」で583万円と、旧モデルと変わらず。最新の運転アシストやデジタルメーター、音声認識機能などを標準装備していることを考えると、かなり攻めた価格設定と言えそうです。
最後に2019年は3シリーズの年と位置づけられ、「320d xドライブ」「340i xドライブ」「330e(PHEV)」なども発売予定となっています。
<各グレードの価格>
BMW 330i Mスポーツ 632万円
BMW 320i Mスポーツ 583万円
BMW 320i スタンダード 523万円
BMW 320i SE 452万円(※2019年中旬発売予定)
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタが「スープラ」生産終了を宣言! 「直6+MT」搭載した“名スポーツカー”の再消滅に「悔やむ」声も! もはや“素”の仕様も「買えない」状況に「次期型」期待集まる
「ハヤブサ」エンジンを搭載したスズキ「キャリイ」のリアサスは「カプチーノ」流用! 実際にドリフトデビューした魔改造軽トラの詳細とは
【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「ホンダ S2000」から全4問!
「うわ、また洗車しなきゃ…」輸入車のホイールはなぜ汚れやすい? 国産車から乗り換えると違いに驚き “真っ黒”になる原因とは
立体駐車場で愛車が「ボコボコ」に!? 「どうして…」無惨に破壊された「悲惨な事故」なぜ起きた? “うっかり”原因の「被害」は補償される? 取るべき行動とは!
電動キックボードは時代遅れ!? 一気に盛り上がりを見せたヨーロッパでの電動キックボードの「今」
ナナハン復活!ホンダ『CB750ホーネット』待望の日本導入、「一目惚れ」などSNSで反響
【MotoGP】ホルヘ・マルティン、トレーニング中に左手を骨折。MotoGP開幕戦タイGPは欠場が決定
ダイハツ新型「ムーヴ」まもなく登場なるか? 売れ筋「軽ワゴン」復活に期待! 一体どんなモデルだった?
フォロフライのEVトラック、成田空港で運用開始…ANAが導入
贅を極めたV12フェラーリ──新型12チリンドリ スパイダー試乗記
ボルボの新世代フラッグシップEVセダン「ES90」が本年3月5日にお披露目
【クルマのコスト節約術】自分で出来るカーメンテナンス3選 DIY交換時の“ツボ”はここだ!
“世界の人気車”なのに販売50位に失速。トヨタSUVの大黒柱「RAV4」に何が起きているのか?
【本当はどうなの?】現行型「プリウス」購入者はデザインや走りを高評価…先代にはなかった不満も
【悲願のHV化】レクサスの新旗艦SUV「LX 700h」がついに北米ユーザーのもとへ。日本の金持ちもソワソワ熱視線!
2代目「NSX」はなぜヒットしなかったのか? 理由は“意識高い系”の技術とブランディングだった
【あの頃、あいつが好きだった】1988年型日産「シルビア」美しきスペシャルティクーペはしなやかな走りが魅力
【実際どうなの?】レクサス「LBX」ユーザーの過半が満点評価の大絶賛! 本当に死角は存在しないのか?
商用ならぬ“レジャー用ハイエース”? パワーアップ&乗り心地向上の特別仕様車「ダークプライムS」登場
MT車は将来“絶滅”ではなく機械式時計のように“高級化”する。今しか買えないお手頃なMT車は?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!