パリMS 日本で見ないメーカーその2 ルーマニアのダチアは安さがウリ
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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パリMSには開催国フランスを中心に、欧州プレミアムブランド、日本、韓国など様々な国のメーカーが出展していますが、日本ではまず見ることのない、前回ご紹介した中国の「GACモーター(広州汽車)」や今回ご紹介する「ダチア」なども出展しています。
「ダチア」は1966年に設立されたルーマニアの自動車メーカーで、1967年にルノーのノックダウン生産を開始したことから始まりました。その後ラインアップを増やして徐々に規模を拡大し、ルノーから離れてオリジナルモデルを製造するまでに至りますが、チャウシェスク政権崩壊後の民主化の混乱を受け経営難に陥ります。そこへ救いの手を差し伸べたのがルノーで、以降ルノー傘下となります。現在では欧州を中心に販売され、中南米などではルノーブランドで販売されています。
「ダチア」の強みは価格です(2018年10月現在:約130円で換算)。ダチアフランスのHPを見てみると、1.0L3気筒ガソリンエンジン(75ps)を搭載したベーシックモデル「ロガン」は7790ユーロ(約101万円)から、1.6L4気筒エンジン(115ps)を搭載したSUVタイプの「ダスター」は1万1900ユーロ(約155万円)からと、ユーロが高いので日本円に換算するとお買い得感が薄れてしまいますが、1ユーロ:100円位でイメージすると確かにリーズナブル。安い分、先進安全装備の設定は無いようですが、価格が重要な販売地域ではこれでいいのかもしれないですね。
そんな「ダチア」のクルマを見てみました。続きはフォトで御覧ください。
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このページの写真:ハッチバックモデル「サンデロ」。TV番組「トップギア」でご存知の方も多いかも!?
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