生粋のスポーツカーはなかなかのお値段… ロータス エリーゼ スプリント 220
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
JAIA輸入車試乗会チョイ乗り、今回撮影したベテランカメラマンに「このクルマは乗ってみたい」と言わしめた「ロータス エリーゼ スプリント 220」をご紹介します。それは生粋のスポーツカーでした。
ボディサイズは全長3800mm、全幅1720mm、全高1130mmととてもコンパクト。車両重量は、接着剤で組み立てられたアルミ製のバスタブフレームとFRP製の外装により900kg切りの878kgと軽量です。ミッドにトヨタ製1.8L直列4気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、162kW(220ps)/6800rpm、250Nm/4600rpmを発生します。ボディが軽量なので十分なスペックです。
ドアを開けるとドーンとバスタブフレームがお出まししてコックピットに簡単にアクセスさせてくれません。よっこいしょとバスタブを跨いでアルミむき出しのフロアに足を乗せてからシートに座ってみれば、車体とシートの低さが相まって視界は地べた感バツグン。さすがスポーツカーといった座り心地です。リンケージまでむき出しのアルミ製シフトレバーを1速に入れてみると「ガチャリ」とダイレクト感のある反応で、動かすだけでワクワクします。
ノンアシストのステアリングの感触を試してからクラッチミートすると、トルクがあるので容易にスタートできます。走りだせばステアリング、シフトチェンジ、加速感、ブレーキングのどの反応もダイレクトに伝えてくれるので、とにかく運転が楽しい! 加えて神経質さが全く無いので一般道での運転が思いの外楽チンです。
道幅が狭かったり速度制限が低めである国内でも、取り回しやすいボディサイズと運転の楽しさによって十分楽しめると感じました。惜しむらくは少量生産ゆえに745万2000円というなかなかのお値段。良い意味でローテクのピュアスポーツカーなのですが、ひょっとすると今後はこういったクルマはもっと高くなってしまうのではと思ったりした「エリーゼ スプリント 220」の試乗でした。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
足立~葛飾の「新ルート」計画に反響多数!?「マジ助かる」「渋滞ひどいよね」橋が少ない中川に悲願の“亀有金町大橋”誕生へ!? 完成イメージも公開
カワサキのスーパースポーツ「Ninja H2 SX SE」の2025年モデルはカラー&グラフィックを変更! 電子制御装備も充実した上級グレードの魅力とは?
愛車のサウンドが劇的進化!「サブウーファー」のボックス選びで激変する低音体験[低音強化のススメ]
マニュアル車のような操作感のスクーター!? ヤマハ「NMAX155」電子制御CVT「YECVT」搭載の2025年モデル発売
ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4はスーパーカーの王道を行く先進的なものだった【10年ひと昔の新車】
竹岡圭 K&コンパクトカー【ヒットの真相】スズキ・スペーシアギア「ほしい装備はすべて標準。室内アレンジ抜群」(2025年2月号)
“わずか4日”での受注停止のスズキ「ジムニー“ノマド”」がスゴイ! 3ドアの「シエラ」と全然違うってマジ? 見ただけでは“分からない”「開発の苦労話」とは
【CG】トヨタ新型「商用バン」!? カクカクデザインの「超高効率モデル」市販車を大胆予想! デザイナーが「KAYOIBAKO」プロダクト版CGを作製
ホンダ、鴻海との提携を否定 日産へのソフト供給 目的重複で協業メリットなし
スズキの「e-アクセス」が“日本初”実車公開! ちょい“ワル顔”デザイン採用! めちゃ静かで環境に優しいBEVスクーター「世界戦略車」とは
ヤマハ「アクシスZ」【1分で読める 国内メーカーの2025年現行バイク紹介】
スズキEVでも適正価格で攻めるゾ!! 30年までに8車種日本投入のまさか
【結論】ベンツはいいクルマだった。予算次第だが乗り心地重視の人におすすめのセダン C200 アヴァンギャルド試乗
【日本人歯ぎしり】「ランクル250」の“一番いいグレード”発売が先送りされる残念な理由と予想価格
【5年後は7割減も】“EVを買う人”が知っておくべき「リセール率の落とし穴」の噂は本当なのか?
【おすすめを教えます】絶滅危惧種マツダ「ロードスター」の選び方 軽量FRスポーツに乗るなら今しかない!
「マツダよ、お前もか」。新“フラット”エンブレムに賛否両論…各社が多額のコストをかけ刷新する理由とは?
“虎の子の4WD”イーフォースを積んだ「セレナ」が家族も注目の“酔いにくいミニバン”化した理由
【ゴルフ8.5の最安グレード】はアリかナシか? 最新装備充実。案外これでもいいかも
「マツダ6」復活に期待!?「マツダ6e」欧州発表に歓喜の声も、根強い“セダン低迷論”。日本導入は厳しいのか?
「普通」であることの脅威。BYD「シール」に乗ったらコスパ最強で日本メーカーの将来が心配になった【JAIA】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!