新型アウディA5発表。3つのボディタイプ、FFも新設定し計8グレードを導入
掲載 更新 carview! 写真:アウディ ジャパン
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アウディ ジャパンは4月4日、2007年3月にジュネーブ・モーターショーでデビューした初代A5クーペをフルモデルチェンジし、2代目A5を日本初公開した。ラインナップは、2ドアクーペ、4ドアクーペのスポーツバック、電動開閉式ソフトトップを備えたカブリオレの3タイプ計8グレードとなる。なお、初代A5の販売の80%は4ドアのスポーツバックが占めるという。
FFモデルに搭載される2.0TFSIは最高出力190ps/最大トルク320Nmを発生。4WDのクワトロモデルにはハイパワー仕様の2.0TFSIが搭載され、252ps/370Nmを発揮する。先代のクワトロモデルに搭載されていた従来型2.0TFSIと比べ、最高出力は41ps、最大トルクは20Nm向上させつつ、燃費は16.5km/L(JC08モード)と先代の13.6km/Lから大幅に向上。トランスミッションはどちらも7速DCT(Sトロニック)が組み合わせられる。また、スポーツモデルのS5には354ps/500Nmを発揮する3.0L V6 TFSIが搭載され、8速AT(ティプトロニック)が採用されている。
フロントは、より幅広く立体的な造形となったシングルフレームグリルや先代よりもシャープ感を増したヘッドライトが特徴的。アウディ独自のマトリクスLEDヘッドライトはオプションで設定される。サイドでは、力強く、深く刻み込まれたショルダーラインによってボディの引き締まり感が強調された。新たにフロントホイールアーチとAピラーをつなぐ部分に配されたクロームのトリムエレメントも印象的で、A5の持つスポーティなスピリッツを象徴させたという。標準でLEDが採用されるリアコンビネーションランプは大幅にスリム化された。
インテリアはアウディらしい水平基調のクリーンなデザインで統一。バーチャルコックピットはオプションで用意される。室内は後席乗員のニールームを先代比+26mm拡大したほか全面的に広くなっており、トランク容量も同+10Lの465Lを確保した(全てクーペ)。
アダプティブクルーズコントロールは、主にフロントに搭載された2つのレーダーとカメラによって全速度域で作動。ストップ&ゴーの機能では、自動的に停止状態まで減速し、再スタートも行う。また、65km/h以下の混雑した高速道路などでは、ACCの追加機能であるトラフィックジャムアシストによって加減速だけでなくステアリング操作も行う。その他、クルマや歩行者への衝突回避軽減ブレーキや、65km/h以上で車線維持をサポートするアクティブレーンアシスト、車線変更時の危険をLEDライトで知らせるサイドアシストなどが標準で装備される(スポーツバック 2.0TFSI以外)。
・A5 スポーツバック 2.0TFSI=546万円(7月下旬)
・A5 スポーツバック 2.0TFSI スポーツ=603万円(7月下旬)
・A5 スポーツバック 2.0TFSI クワトロスポーツ=686万円(4月下旬)
・A5 クーペ 2.0TFSI クワトロスポーツ=686万円(4月下旬)
・A5 カブリオレ 2.0TFSI クワトロスポーツ=757万円(7月下旬)
・S5 スポーツバック=913万円(4月下旬)
・S5 クーペ=913万円(4月下旬)
・S5 カブリオレ=998万円(7月下旬)
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