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FFプラットフォーム採用の新型X1発表。居住性、実用性を向上

BMWジャパンは10月16日、二代目モデルとなるコンパクトSUVの新型「X1」を発表した。初代X1は、BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶXシリーズの末っ子として2010年に登場。以来、世界中で73万台以上の販売実績をもつ人気モデルだ。

FFプラットフォーム採用で室内空間が拡大

新型X1のボディサイズは全長4455mm(先代比-30mm ※以下同)×全幅1820mm(+20mm)×全高1610mm(+35mm)。2シリーズ アクティブツアラーやグランツアラーなどと共用するFFプラットフォームを採用し、後席やラゲッジルームを拡大。居住性と実用性を高めた。後席には乗車人数と用途に合わせて、60:40で前後130mmのスライドが可能な機能をオプションで設定。ニールームは先代から最大66mm広がっている。また、ラゲッジルーム容量も先代比+85Lの505Lを確保。後席を倒すと最大1550Lにまで拡大する。

エンジンは3タイプを設定。ディーゼルの初期導入はなし

搭載されるエンジンは1.5L直列3気筒DOHCターボ(最高出力136ps/最大トルク220Nm)と、2タイプの2.0L直列4気筒DOHCターボ(xDrive20iが192ps/280Nm、xDrive25iが231ps/350Nm)を設定。トランスミッションは1.5Lが6速AT、2.0Lが8速ATと組み合わされる。JC08モード燃費は、ともに4WDのxDrive20iとxDrive25iが、それぞれ14.6km/L、14.3km/Lとなっている(1.5L FFのsDrive18iは申請中のため未公表)。

安全システムや運転サポート機能を標準装備

カメラを使用した安全システムで、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告機能)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキの3つの機能を備える「ドライビング・アシスト」を標準装備。さらに、アクティブ・クルーズ・コントロールや車両のさまざまな情報を昇降式スクリーンに投影するヘッドアップ・ディスプレイをオプションで設定した。また、狭いスペースでの駐車をサポートするリヤビュー・カメラ、車両後方の障害物との距離を知らせるパーク・ディスタンス・コントロールなども標準装備される。

価格は、以下の通り。
sDrive18i:385万円、sDrive18i xLine:413万円、sDrive18i M Sport:431万円
xDrive20i:473万円、xDrive20i xLine:492万円、xDrive20i M Sport:511万円
xDrive25i xLine:569万円、xDrive25i M Sport:591万円

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