新型ステラ、スバル初のアイドルストップ搭載
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU
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スバルが新型ステラを発表。ステラは今回のフルモデルチェンジを機に、ダイハツ・ムーヴのOEM供給車として販売され、ムーヴ同様、標準車(写真16~33)ならびにスポーティ仕様のカスタム(写真01~15)を揃える。価格はステラが113万3000円~134万4000円、ステラカスタムが131万5000円~152万1000円。月販目標台数は2250台(ムーヴは1万2000台)。
ガソリン車トップの燃費(27.0km/L)はムーヴ譲り。全車が可変バルブタイミング機構付きのNAエンジン+CVTという仕様で、ムーヴカスタム「RS」のようなターボモデルの設定は無い。10・15モード燃費はグレードにより22.5km/L~27.0km/L。スバル初のアイドリングストップ搭載車である「L Limited アイドリングストップ(2WD)」と「カスタム R Limited アイドリングストップ(2WD)」の2グレードが、最高燃費の27.0km/Lをマークする。ecoドライブモードスイッチはこの2グレードのみ、メーター内のInfo-ecoランプは全車に設定される。もちろんエコカー減税には全車が適応する。
ステラのコンセプトは「Smart Active Small」。ムーヴとの見た目の違いは、基本的に前後エンブレム(&ステアリングのエンブレム)とホイールデザインのみだが、ステラカスタムのフロントグリルは翼をモチーフにしたスバルらしいデザインを採用している。ステラカスタムの前後ランプはLED式。
秀逸なパッケージングにより、室内の広さは軽自動車のなかでもトップクラス。使い勝手やアレンジ力もなかなかのもので、リヤシートの前後スライド(240mm)&リクライニングは、ラゲッジ側からも操作できる。バックドアは横開き式。内装色はステラがブラック×アイボリーのツートーン(シートはアイボリー)、ステラカスタムはブラックを基調にシルバー加飾が奢られる(シートはラメ入りブラック)。
再編が進む軽自動車業界では、各メーカー間のOEM供給が盛んに行われており、5月20日には日産と三菱が軽自動車の合弁会社設立を発表。また2011年中には、トヨタのエンブレムを付けた軽自動車が市場に投入される(ダイハツからのOEM)など、軽自動車を取り巻く環境は大きく変わろうとしている。ちなみに富士重工業(スバル)は2008年に軽自動車生産からの撤退を表明していて、軽自動車を自社で開発・生産しているのは現在ダイハツ、スズキ、ホンダ、三菱の4社のみだ。
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