マスタング試乗、ついに動いたアメリカの巨人
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
早速、日本市場にもお披露目されたわけだが、あまりの時間の無さに今回は右ハンドルが間に合わず、まずはエコブースト搭載の「マスタング50イヤーズエディション」が上陸。なんと空輸された350台限定モデルで、465万円はある意味お買い得だ。
果たして一番気になるのはデザイン。リーバイスやコカコーラのパッケージがそうであるように、アメリカンプロダクトはシンボリックで強いデザインでなければ意味が無い。その点、ひと目見て安心しました。
マスタングは現行5代目で原点回帰し、いかにもマスタングっぽいシャークノーズ、つまりデコっぱちなフロントやセクシーなリアデザインを取り戻しているが、多少ハリボテっぽさが残っていた。それはそれでモダンだったが、今回はより一層塊感のあるプレス面とモダンなディテールを獲得。これならアメリカ車の歴史があまり伝わっていない国にもインパクトを残せるかもしれない。
それはボディサイズからも伺える。全長×全幅×全高は4790×1920×1380mmと5代目より短く低く、それでいて幅広い。よりギュッと引き締められている上、踏ん張り感も増しているのだ。
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