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新型パナメーラ・プロトタイプ試乗。エンジンスペックや新技術の詳細予想も

渋滞時の半自動走行機能も搭載

一方、インテリアはさらに大きく変わっている。ドライバーの正面には例によってアナログ式の回転計が鎮座しているが、その両側には7インチのディスプレイがレイアウトされている。さらにダッシュボード中央には近接センサー付きの12.3インチのタッチ・スクリーンが並んでいる。

現行モデルではアナログ・スイッチがキノコのように群生していたセンターコンソールも、すべてタッチ・パネルに変わっている。しかも確実な操作性を求めてフィードバック機能が備わった。

当然のことながら高級グランドツアラーに相応しいコネクティビティやドライバー・アシスト・システムも充実している。まず「カー・コネクト」はスマートフォンを通じてトラベリング状況やクルマの状態などを表示する。一方トラフィックジャム(渋滞)・アシストは一定速度までの渋滞時にステアリング操作を含む半自動追従走行を行う。

また、ナイトビューによって不確実な視界に際しても安全な走行が約束される。ヘッドライトはマトリックスビーム式のフルLEDが採用され、対向車を幻惑させないインテリジェントな照射配分を自動調整することで、夜間走行の安全性を向上させている。

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