車のお祓い。時期・作法やお祓いができる神社を紹介【購入ガイド】

車のお祓いの作法

車のお祓いは神道や仏教の儀式に沿って行われるため、必要な作法を把握して実践しなくてはなりません。実際の手順はお祓いを受ける際に教えてくれますが、あらかじめ知っていればよりスムーズに進むでしょう。

初穂料の用意など、事前に備えておかなくてはならない要素もあります。車のお祓いを受ける際の作法について、以下で詳しく解説します。

お祓いの手順

お祓いは神社やお寺まで出向いてから行われます。車に対してお祓いしてもらうため、対象の車に乗っていけば合理的でしょう。以下は神社での一般的なお祓い手順を解説します。お寺でお祓いを受ける場合も、基本的な手順は大きく変わりません。

多くの神社では、お祓い専用の駐車場があるため、駐車してから社務所などでお祓いの受付をします。巫女の案内に従って本殿に入り、神主による祝詞の奏上や玉串の奉納などお祓いの神事が執り行われます。儀式が終わるとお守りが授与されて、運転手のお祓いが終了します。その後は駐車場に移動して、車のお祓いが行われます。

初穂料の納め方

お祓いを受けるときには初穂料を納める必要があります。初穂料は神様に供えるお金であり、金額は寺社ごとに異なります。おおよそ3,000～10,000円の範囲に定められており、相場は5,000円です。

初穂料の納め方にも注意が必要です。お札を裸のまま渡さず、水引がついたのし袋に入れてから納めましょう。

水引の種類は紅白か金銀蝶結びのものを選び、水引の上に「初穂料」か「御初穂料」と書きます。のし袋に入れるお札はなるべく新札を選び、人物が描かれている面を上にして入れます。内袋、あるいはのし袋の裏に「金　伍阡円」などと金額の記載も必要です。金額は縦書きで、可能であれば薄墨の筆ペンを使用しましょう。