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新型5シリーズ海外試乗。BMWらしさを取り戻した走りの質感に注目

メルセデスに並ぶ運転支援と、BMWならではの自然なフィール

白線を読み取ってハンドル操舵まで行うなど、運転支援技術は日進月歩だ。同じレベルの車格なら“最新モデルに最新の技術が搭載されている”となるかもしれない。新型5シリーズのそれも、その操作の自然さ、イメージ通りの違和感の無い旋回など、最良の技術と評したいレベルにある。それまで世界トップと認識していたメルセデス・ベンツと同様、白線だけでなく、前走車の動きをベースに、周囲の交通状況を見てハンドル操作を支援したり、並走する車両の接近にも対応、さらにはウィンカーレバー操作で車線変更支援まで行う。全てはBMWが2021年に実現(市販)を目指す「自動運転レベル3(加速、操舵、制動の全てをシステムが行い、システムが要望した場合のみドライバーが対応する)」への序章だ。

一方、BMWの運転支援担当エンジニアが最も強く言っていた要素に「クルマに運転を任せながらも、走る楽しさは追求し続ける」というものがある。市場がどのように変化しようが、その中で最も走りの歓びを意識するブランドであり続けるという、BMWの意思表示だ。

その目指すところは、FRの540iに乗ると見えてくる。ハンドル支援は入っているものの、ハンドルの手応えを含めて、不思議なほど違和感が無い。どのようにドライバー操作と機械操作を融合させているのか? そこにノウハウがありそうだが、この精度で制御されると、運転支援機能はストレスの高いところだけクルマに任せるorドライバーの技術を下支えしてくれる装備となり、結果、楽しいところをとことん楽しめる、運転密度を高めるデバイスとして歓迎すべきとも感じる。

そんな様々なことを考えながら試乗できたのも、新型5シリーズの走りの完成度が高かったからに他ならない。

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