ノート e-POWERに試乗。新パワートレーン搭載で他を圧倒する出来栄えに
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:篠原 晃一
e-POWERのメリットは、EVと同じく電気モーターゆえのスムーズでトルクフルな走りを実現しながら、ガソリン車と同様の利便性があることだ。売れ筋グレードのJC08モード燃費は34.0km/Lで、燃料タンクは41Lなので航続距離は1394km/LとEVのリーフの5倍近く。ガソリンを給油する必要はあるが充電はいらない。バッテリーも回生した電力を貯めたり、エンジン出力を上回る電力を必要としたときに使うなど、バッファ的な容量しか必要ないのでコストや重量も最小限。車両価格は先行しているハイブリッドカーやクリーンディーゼルと同等になっている。
リーフでEVのリーディングカンパニーとなった日産にとって、EVのウィークポイントが払拭されて誰もが安心して乗れるe-POWERは、将来のEVオーナー育成という意味合いもあるのだろう。
駆動用電気モーターは最高出力80kW、最大トルク254Nm。2.5LガソリンNAエンジン並のトルクは、ノートのボディに対しては余裕たっぷりでオーバースペックとも言えるほどだが、リーフからの流用と聞いて納得。コスト的にも有利で、贅沢な走りが期待できるのだからユーザーにとっては嬉しいところだ。
エンジンはガソリン車と同様の直列3気筒1.2L(NA)だが、e-POWER用にシリンダーブロックを新設計。12.0の高圧縮比でミラーサイクルとされる。最高出力は58kW。電気モーターの80kWより低いが、フルパワーを要求されたときは55kWを出せるリチウムイオンバッテリーから電力が供給される。電力容量は1.5kWhで他のハイブリッドカーとほぼ同程度だ。
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