アクセル操作だけで走れる新型リーフのeペダルは想像以上の滑らかな制御
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:菊池 貴之
次はいよいよカートコースでの試乗。全長1050mのコースを1セット3周する内容で、ブレーキを使わずに基本アクセル操作だけで走ります。直線で一気に加速し、減速ポイントのパイロンやコーナーの手前でアクセルオフにして減速、ステアリングを切り込みながら再加速を繰り返します。いつも普通に行っている運転動作ですが、アクセルとブレーキの踏み替えが不要なことに加え、減速Gの発生が毎回同じで安定するため(当たり前ですが…)とにかく運転がラクなのです。ステアリングの操作に集中でき、コーナー出口ではEVならではの力強い加速でとにかく気持ちイイ! 運転にリズムが生まれて、腕前も上がったような気にさせてくれました。これならワインディングでもスムーズに楽しく走らせることができそうです。
最後に、今回の試乗では試すことができませんでしたが、セレナから採用された自動運転技術のプロパイロットは改良されてより安定した制御になり、さらにボタン操作だけで駐車を行えるプロパイロットパーキングも新たに採用されました。価格は初代リーフからほぼ据え置きながら、確実に商品力を高めてきたわけです。とはいえ、EVで最も気になるのはやはり航続距離。新型リーフの航続距離は400km(JC08モード)と大幅に延び、北海道の一部を除けばもはや行けない場所は無いほどに充電インフラも充実しているそうですが、そこはまた後日に長距離試乗で確認してみたいと思います。
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