姿勢変化を抑えた新型X3は重心の高さが気にならない走りの気持ちよさを得た
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:BMW AG
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エンジンなどについて今回何も述べていないが、試乗したのはまだ日本には入らないとされているMパフォーマンスモデルの「M40i」だったから。開発陣含めてこれが“大トロ”だから最近の国際試乗会ではいつもMパフォーマンスモデルを欠かさず用意するのだろう。
今回に至っては、オンロードではそれしか用意されていない。日本市場に何を導入するのか? ここには様々な戦略があるのだろうが、新シャーシで唯一日本導入されたMパフォーマンスモデルの「M760Li」が国内でも高い評価を示しているように、その完成度はとても高い。はっきり言うと、日本市場では快適性とスポーツの高次元両立で本家のMモデルを食ってしまう可能性さえある。
もちろん今回日本にまず導入される直列4気筒のガソリンモデルとディーゼルモデルは、コストパフォーマンスに優れる魅力的なモデルであることは想像に容易い。しかし、そろそろ日本市場にも受注生産でも良いのでMパフォーマンスの本格導入、始めても良いのではないだろうか。“あの”極上の乗り味と性能、日本の環境にも間違いなく合うはずだ
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