ルノーの小型オープンクーペ、ウインド登場!
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
昨年5月に欧州でデビューした「ルノー ウインド」が日本に導入された。“OPEN&PLAY 自由に楽しむクルマ”をコンセプトに開発されたウインドは、12秒で開閉する電動格納式ハードトップを持つ2シーターのクーペロードスター。価格は255万円。
重量21.8kgの軽量ハードトップは、クラストップレベルの12秒で開閉。パーキングブレーキを掛け、ルーフの手動ハンドルでロックを解除し、センターコンソール下のスイッチを押すと、ルーフはリアピラーを軸に180度裏返りトランクリッド内に格納される。ルーフは荷室とは別の独立したスペースに格納されるため、荷室部分は常に容量270リッターが確保される。
ボディは、全長3835mm×全幅1690mm×全高1380mm、ホイールベースは2365mmと、5ナンバー枠に収まるコンパクトサイズ。
ハートウイニング(一目惚れ)を狙ったというデザインは、傾斜の強いボンネットや高めのウエストライン、ボディ一体型ロールオーバーバーなどでスポーティかつ力強さを表現。トランクリッド一体型のウイングやブーメラン型のヘッドライトも特徴的だ。
インテリアも専用スポーツシートや3連メーター、メーターフード、レザーのステアリングやシフトノブ、アルミ製ペダルなどスポーティな雰囲気にまとめられている。またシート後部にはちょっとした小物を置ける12リットルの収納スペースを用意。
エンジンは先日発売された「トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」と同様の1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載し、5速MTとの組み合わせで最高出力98kW(134ps)/6750rpm、最大トルク160Nm(16.3kg-m)/4400rpmを発揮する。
サスペンションは、フロントがマクファーソンストラットで、アルミ製ロアアームの採用により軽量化が図られ、リアはH型ツイストビームで、ダンパーを縦に取り付けることで快適性を向上し、可変レートコイルスプリングを採用。さらにフロント・リアともにアンチロールバーを採用する。
ちなみにAT仕様は本国にも設定がない。ボディカラーは、写真のブルー マジョレル(水色)のほか、グリ アルティカ(シルバー)、ブラン グラシエ(白)、ルージュ ディナ(赤)の4色。目標販売台数は200台/年。
限定車「ルノーウインド コレクション(写真:22~30枚目)」も同時発売。エクステリアには、ブラックメタル調ハードトップやクロムドアミラー、ルーフカバークロムカウル、インテリアにはシートヒーター付きのブラックレザーシートやレッドクリアメーターフード、17インチのアルミホイールなどが限定車専用で装備される。ボディカラーはブラン グラシエのみ。価格はベース車+13万円の268万円。30台限定。
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