「N-BOX」失速と「スペーシア」猛追は事実だった。販売台数で見る“N-BOXに必要なモノ”とは?
掲載 carview! 文:山本 晋也 252
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そんなN-BOXは、2025年4月17日に商品改良を発表しています。
>>【商品改良の新モデルも】N-BOXやライバルモデルのデザインを見る
N-BOX カスタム コーディネートスタイルに、ダーククロームメッキのLEDフォグライトとフォグライトガーニッシュを標準装備することで、フロントマスクの迫力を増強しているのは、市場ニーズに合わせた進化といえるでしょう。
標準ボディのN-BOXファッションスタイルには、ルーフとドアミラーにプレミアムディープモカ・パールを配色した2トーンカラーを追加するなど、カラーリングの新提案もしています。
過給機を持たないNAエンジンでも、ホンダ独自のVTEC(ブイテック)によって余裕を感じさせるエンジンパワーを実現しているのはN-BOXの魅力で、それが玄人ウケする上質な走りを生んでいるのですが、上質をカラーリングでも表現しているのは、N-BOXらしい進化といえそうです。
とはいえ、これだけではN-BOXの失速をカバーするのは難しいと思えます。
スペーシアが売れているのは、スタイリングや乗り味といった魅力だけではなく、経済性に寄与するマイルドハイブリッド存在が大きいと感じるからです。
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