レクサスSC×岡崎五朗 信じがたい洗練ぶり!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
SCには強いオーラがある。初代ヴィッツと同じギリシア人デザイナーの手によるボディスタイルにはちょっとクセが強いけれど、その反面、贅沢さ、華やかさ、ワルっぽさは日本車離れしたものだ。この部分こそがSCの魅力。万人好みではないかもしれないが、存在感の強さにかけて国産車に敵はいない。すべてのトヨタ車にまるで怨霊のようにつきまとう“生活臭”や、すべてのレクサス車につきまとう“健康的”な雰囲気を感じさせないのが魅力だ。
たとえば超高級車が集うビバリー・ウィルシャーのファサードに横付けするシーンを想像してみる。いまの日本車でもっとも違和感なくとけ込むのはLSではなくSCだろう。逆に言うと、2001年以来、SCを凌ぐ贅沢感をもつ日本車は登場していないと僕は思うのである。プレミアムカーに必須とも言うべきカスタマイズプログラムにしても、SCの充実ぶりはすごい。ボディカラーは11色、インテリアカラーは5色。加えてウッドパネルは4種類、シートステッチも4色から自由に選べる。LSでもこれほどの選択肢はない。
エクステリアに負けず劣らず、インテリアが素敵だ。ナビゲーションは他のレクサスより1世代古いタイプだが、音もなくスムースに開閉する木目カバーは素晴らしく上質。美しいヘアライン仕上げの金属製化粧パネルでドレスアップしたオーディオにも同様に電動木目カバーが付く。それらを閉じれば、室内の雰囲気はとてもシンプルで落ち着いた上質なものとなる。
オープン時の快適性にも抜かりはない。不快な巻き込みは徹底的に抑え込み、気持ちのいい風だけが頭上をかすめていく。そして、25秒で開閉する電動トップ(この開閉音がまた素晴らしく静かなのだ)を閉めれば、SCの室内は静寂に包まれる。そこには、真のラグジュアリーと呼べる世界が紛れもなく存在するのである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
バブル時代の“セナ・プロ対決”が懐かしい フェラーリに移籍したアラン・プロスト選手の愛車がオークションで高値落札 当時世界最速の市販車だった「F40」とは
「旧車のゴム部品の救世主」「2ヶ月後でも効果あり!?」固くなったゴムが柔らかくなる㊙ケミカル、寒い冬でも効果的か実験!
ランクルFJが出るからタイ生産トヨタのピックアップトラック「ハイラックスチャンプ」はもう出ないのか?
日産「新型エクストレイル」登場! 初の“斬新デザイン”採用した「3列・7人乗り」モデル! 超パワフルな「PHEV」×高性能“4WD”の北米仕様がスゴイ!
ホンダ「VFR750F」(1986年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
「ハンドルなし11人乗り」が切り開く新時代! 愛媛・伊予鉄バス、1月からレベル4本格運行でドライバー不足3.6万人に挑む
「水織音の宿 山水荘」で“水”の恵みに癒される【心を満たす温泉宿24選】
市販化も近い!?ケータハム 注目のEVスポーツカー「プロジェクトV」最新プロトタイプ披露
マツダ「CX-3」新たな装備を加え2グレードに集約!より選びやすいラインナップへ
より洗練されたN-BOXカスタムへ。黒のアクセント効かせた特別仕様車「ブラックスタイル」
レンジローバースポーツ 2026年モデル発表 個性豊かな3つの「SV」グレード設定
12.8リッター「直6ターボ」搭載! 新「ビッグボーイ1200」がスゴイ! 走る高級ホテルな豪華“広びろ内装”×全長12mの「“真っ黒”ボディ」がイイ“ブラバスモデル”とは
大幅改良で延命のレクサス「IS」。新型は3年以内に“シリーズ化”され登場か…ワゴン、SUV追加の可能性も
リアガラスは寝かせ気味でラゲッジルームは控えめ…もしBMW次期「1シリーズ」BEV版がシューティングブレークだったら?
【これが最後のテコ入れか?】マツダ「CX-3」が2グレード体系に再編で新登場。人気装備の標準化の裏で“選べるモデル激減”の実質延命に
【衝撃】ついに「GR MR2」が商標出願。トヨタ製ミッドシップスポーツ復活へ…予想スペック、価格、発売時期はどうなる?
「センチュリー」セダンの2026年型は見た目そのまま中身だけ更新。最新セーフティと8インチ画面追加などの一部改良で292万円アップ
【黒でキリッと仕上がった】ホンダ「N-BOX カスタム」に“ブラックスタイル”新登場! 専用ブラック加飾×充実装備の特別仕様車が発売
ディーゼルがなくなった点が惜しまれる。新型「CX-5」は本当にフルモデルチェンジといえるのか?
全長5mオーバーの「LS」級サイズになった新型レクサス「ES」は2026年春発売。大型インフォ画面やフレグランスの未来感ある演出にも注目
「ヴェゼルRS」の販売が好調! 近年各社から“スポーティグレード”が多数登場している興味深い背景
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!