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ポルシェ911 GT3 RSとケイマンGT4、富士スピードウェイで徹底試乗【後編】

より繊細だが、それが楽しい

しかし慣れた調子でコーナーに飛び込んだら、思い切りテールがリバースして肝を冷やした。まだタイヤが温まっていない状況だったのもあるが、端的に言って911と較べるとリア荷重が小さく、あまりブレーキを残したままだとリアの接地性が薄くなるのだ。タイヤを路面へと押し付ける働きをするヘルパースプリングは、この特性を緩和するためのもので、おかげでたとえばケイマンGTSなどと較べれば安定性は格段に高いのだが、それでも基本となる特性までは変わらないというわけである。

それは決して限界が低いというわけではない。単に筆者が911に慣れ過ぎているだけ。セオリーに則り、4輪の荷重に気を配り、ヨー慣性モーメントの小さいミッドシップの特性を活かしたコーナリングを心がけると、ハマッた時には実に切れ味鋭い走りを披露してくれるのだ。

いざとなればリアエンジンならではの絶大なトラクションが助けてくれる911よりも、より繊細なバランス感覚と緻密なコントロールが必要。しかし、それが楽しい。富士スピードウェイのコカコーラコーナーから100R辺りなど、シビアではあるが、そのシャープさを活かすことができれば小気味良いほどのターンインと、驚くほどの旋回スピードを発揮する。速度を上げるほど動きが落ち着いてくるかのような強力なダウンフォースも、貢献度は大きい。

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