本格スマホナビ、今ドキの音声認識がスゴイ！

今ドキの音声認識は“キモチ”も解釈

近頃は街中でも、スマホに向かって話しかけている人をよく目にする。ドコモのスマホは音声認識の精度がいいようで、友達も「すっごい便利」と自慢していた。でも、これはまだ知らないだろう。「ドコモ ドライブネット」にも「しゃべってコンシェル」の技術が応用された音声操作機能（※2）が搭載されていて、これまでは具体的な地名や店名などを言う必要があったのが、「この近くにガソリンスタンドない？」なんて普通に会話するみたいに話せば、それを解釈して検索してくれるという。なんかもう、子どもの頃に観たSF映画の世界みたいだ。

半信半疑のまま、「横浜の中華街に行きたい」とスマホに話しかけてみた。すると画面にはそっくりその言葉が表示されて、数秒後には地図上にチェッカーフラッグが立ち、そこまでのルートも設定することができた。すごい！　今まで数分はかかっていた操作が“パッ”と簡単にできるから手間と時間の節約になり、ということはその間のガソリンも節約できて経済的。そしてエコ。しかも、もし走行中にナビを止めたくなったら、「案内をやめて」などと言えばルート案内を中止できるという。これなら手を動かす必要がなく、安全運転にもつながるはずだ。

音声操作が面白いので、他にも色々と話しかけて試してしまった。たとえば「ペットと入れるレストランを教えて」とか、「クルマを停められるとこ、ないかな？」なんて言葉でもＯＫだし、「ファミレスに行きたい」なんて略した単語の意味まで解釈してくれて、ビックリしっぱなし。ただ、残念ながら中華街で前から行きたかったお店の名前は認識してくれなかったみたい。でも認識ワードは日々進化していくとのことだから、そのうち認識してくれるかもしれない。また、音声をキャッチする精度が高すぎて、ドアを開けていたら近くを通りかかったサラリーマンの会話まで拾ってしまったのには笑った。もし誰かとドライブ中に音声操作を使う時は、少し静かにしててもらった方がいいかもしれない（笑）。