ロスマンズカラーが胸熱。ポルシェ、パリダカにインスパイアされた「911ダカール」を限定販売
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:ポルシェジャパン 33
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ポルシェは11月17日、オフロードでの高い走行性能を兼ね備えた「911ダカール」の予約を開始した。世界限定2500台で、日本での価格は3099万円。
911ダカールは、1984年の「パリ-ダカールラリー」におけるポルシェの初優勝にインスパイアされた限定モデル。この優勝マシンは、後に「911」の4輪駆動モデルへと発展し、その過程で「959」といったスペシャルモデルが誕生するなど、同社の歴史的な存在となっている。
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パワートレインは、最高出力480PS/最大トルク570Nmを発揮する3.0L 6気筒ツインターボエンジンに8速PDKを組み合わせ、駆動方式は4WDを採用。「リアアクスルステアリング」や「911 GT3」から採用されたエンジンマウント、「PDCCアンチロールスタビリティシステム」も標準装備されるほか、「ラリー」と「オフロード」を加えたドライビングモードも搭載する。
ポルシェは、砂地や緩い地面でも、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェと同じようにダイナミックに走行することが可能と謳う。
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911ダカールは、「911カレラ」と比べ車高が50mm高められており、リフトシステムで前後の車高をさらに30mm上げることが可能。車高とランプ角は従来のSUVに匹敵するという。
足元には、9mmの深さを持つトレッドとオフロード走行を見越し補強された専用の「ピレリ スコーピオン オールテレイン プラス」が装備されるほか、サマータイヤとウインタータイヤもオプションで用意される。タイヤサイズはフロントが245/45 ZR19、リアが295/40 ZR20。
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911ダカールは、新開発のCFRP製固定式軽量リアスポイラーとCFRP製フロントラゲッジコンパートメントリッドを装備。さらに、フロントとリアのけん引バーやステンレススチール製保護エレメントなどのオフロード用ディテールも装着される。
インテリアでは、リアシートが取り除かれ、フルバケットシートが標準で装備されるなどスポーティな仕立てとなっており、軽量ガラスと軽量バッテリーの採用で車両重量は1605kgに抑えられている。
911ダカールには、ルーフバスケットやルーフテントもオプションで用意されるほか、1984年のラリーの優勝車をイメージしたスタイリングの「ラリーデザインパッケージ(433万7000円)」も選ぶことができる。
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