レクサス IS ベストグレードはIS300のFスポーツ。8年目の大幅改良でドイツ車に匹敵する走りを手に入れた
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 449
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 449
現在販売されているレクサス ISのグレードバリエーションは下記のとおりです。
・IS300:最高出力245psの2L直4ガソリンターボエンジンを搭載するグレード
・標準車……480万円
・“Fスポーツ”……535万円
・“バージョンL”……555万円
・IS300h:2.5L直4エンジン+ハイブリッドシステムのグレード
・標準車……526万円(AWDは568万円)
・“Fスポーツ”……580万円(AWDは622万円)
・“バージョンL”……600万円(AWDは642万円)
・IS350:最高出力318psの3.5L V6ガソリン自然吸気エンジンを搭載するグレード
・標準車……設定なし
・“Fスポーツ”……650万円
・“バージョンL”……設定なし
標準車というのは読んで字の如しのベースグレードですが(もちろんレクサスですから、ベースグレードとはいえ各種装備は普通以上に充実しています)、“Fスポーツ”はスポーティな仕様で、専用のエアロパーツやスポーティなインテリア、19インチアルミホイールなどが採用されています。
また“Fスポーツ”では、標準車と“バージョンL”のドライブモードが「エコ/ノーマル/スポーツ」の3種類であるのに対し、「エコ/ノーマル/スポーツ S/スポーツ S+/カスタム」の5種類になります。さらに、ナビゲーションシステムと連動して前方のカーブの情報を予測し、サスペンションを自動制御することで滑らかな乗り心地を実現させる「NAVI・AI-AVS」が標準装備されるのは“Fスポーツ”だけです。
“バージョンL”はいわゆるラグジュアリーなグレードで、セミアニリン本革シートやアッシュのオーナメントパネルなどが標準装備となっています。
このなかでどのグレードを選ぶべきかは悩みどころですが、まず標準車/“Fスポーツ”/“バージョンL”の区分で考えるなら、基本的には“Fスポーツ”がおすすめであり、実際、一番売れているようです。
“Fスポーツ”を勧める理由は、せっかくISという優れたスポーツセダンに乗るのであれば、やはり多彩なドライブモードや前述の「NAVI・AI-AVS」などは欲しいところだからです。
お次にIS300(2Lターボ)とIS300h(ハイブリッド)、IS350(3.5L V6自然吸気)の種別で言うと――これも好みや使用目的によって話は変わりますので何とも断言はしにくいのですが、基本的には2LターボのIS300がベストバランスでしょう。
ハイブリッドは「スポーツ性」という部分でやや見劣りし、かといって燃費がものすごく良いわけでもないというのが微妙に感じられます。そして3.5L V6のIS350は全体的にかなり素晴らしいのですが、やや高額なのが気になるところ。
ただし、もしも予算に糸目をつけずに「最上」を求めるなら、当然ながらIS350“Fスポーツ”もかなりのおすすめとなります。
レクサス ISのライバルとなるのは、ドイツ御三家のDセグメントセダン、つまりメルセデス・ベンツ CクラスとBMW 3シリーズ、アウディ A4です。
好みにもよるでしょうが、内外装デザインのクオリティという部分では、確実にドイツ御三家のほうが上であると思われます。そのあたりを何よりも重視したい人は、レクサスではなく輸入車を購入したほうがいいかもしれません。
しかし「プレミアムなスポーツセダンならではの素晴らしい走りの質感」という部分こそを重視するなら、前述したとおり、レクサスISはドイツ御三家に対して「同等か、同等以上か」といったニュアンスです。
それゆえ、もしもこのカタチと雰囲気、そしてレクサスというブランド自体が好みであるならば、フルモデルチェンジに匹敵するビッグマイナーチェンジを経たレクサス ISは、間違いなく「買い」のスポーツセダンだといえます。
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このページの写真:IS300hバージョン L
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