【あの頃憧れた大人たちへ】新型「プレリュード」は500万円超の強気価格で“デートカー”とは異なる方向に?
掲載 carview! 文:編集部 178
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今年1月の東京オートサロン2025でプロトタイプが公開されたホンダの新型「プレリュード」。バブル期に“デートカー”として一世を風靡した2ドアクーペは、令和の時代に生まれ変わってヒットを飛ばせるのか、ファンならずとも興味津々なところだ。
現時点で公式に発表されているのは、2+2の4人乗りで、新開発の2モーターハイブリッド「e:HEV」および「ホンダS+シフト」を初搭載するという成り立ちぐらい。そこで今回は、もう一歩踏み込んで新型プレリュードの車両価格やそれにまつわるネット界隈の反応を見ていきたい。
価格については、オーナー目線でかつて大人気だった2~3代目モデル同様のリーズナブルな値付けを期待する声が多い。なんといっても1988年に登場し大ヒットした3代目プレリュードは、リトラクタブルヘッドライトをはじめとしたスタイリッシュなデザインに、先進の4輪操舵システムまで備えながら、100万円台から250万円前後という若者でも手が届きやすい価格に設定されていたのだ。
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もちろん燃費や安全性の基準が当時とは比較にならないほど厳格化された令和の世で、同等の価格感までは残念ながら期待できない。たとえばボディサイズひとつとっても、3代目は全長4460×全幅1695×全高1295mmという今の水準ではベーシックカー並の超コンパクトサイズだったが、当時はそれが普通だった。
だが新型では、衝突安全性の強化もあって全幅は1850mm程度にまで大型化すると見られる。さらに安全面については、車両検知機能やアダプティブクルーズコントロール用のセンサー類など運転支援系のハード・ソフトの費用も増加しているから、これだけでも相当の価格上昇は覚悟しなければならないだろう。
ネット上ではスタート価格で300万円前後を期待する声がある一方、多くは500~600万円、なかには700万円という価格を予想する見方もあり、大方は価格上昇を避けられないものと認識しているようだ。
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