サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 暴走の挙句“死亡事故”を起こしておとがめナシかよ…家族を二度泣かせる「危険運転致死罪」がマトモに機能しない理由

ここから本文です

暴走の挙句“死亡事故”を起こしておとがめナシかよ…家族を二度泣かせる「危険運転致死罪」がマトモに機能しない理由

暴走の挙句“死亡事故”を起こしておとがめナシかよ…家族を二度泣かせる「危険運転致死罪」がマトモに機能しない理由

画像:アフロ

法改正で危険運転致死罪の“異常に高い壁”を崩せ!

というのも、現行法で危険運転致死傷罪が成立するには「飲酒運転」や「制御困難な高速度」などいくつかの要件があるのだが、そこがかなり厳密に解釈されているようなのだ。

具体的には、「飲酒運転」は通常の酒気帯び運転よりもかなり高い血中アルコール濃度が出なければならず、「制御困難な高速度」はカーブからはみ出したり蛇行運転になっていたりすることが必要とされる。

先の埼玉の事故は「飲酒は酒気帯び程度で路地も真っ直ぐ走っていた」、広島の事故は「高性能なスポーツカーで蛇行せず道路を直進していた」。ゆえに、現状ではどちらも危険運転致死罪の成立は難しいとなってしまう。

ではどうしたらよいのかと言えば、ここは法律を改正して、危険運転致死傷罪の成立要件を広げるしかないだろう。危険運転致死傷罪に対する法定刑の上限は懲役20年。対して過失運転致死傷罪では懲役7年と3倍近い開きがある。

裁判員制度の導入など少しでも刑罰を一般人の感覚に合わせようと努力がされてきたのに、今のままでいいはずがない。国会議員のセンセー方もこういう取組みにもっと力を入れてくれれば国民の信頼も上がるはずなので、ぜひ前向きな対応を期待したいところだ。

<終わり>

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

520 . 0万円 770 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

449 . 5万円 888 . 0万円

中古車を検索
トヨタ クラウン(スポーツ)の買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン