プリウスPHV初試乗。EV航続距離や最高速度、快適性能が大幅進化
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹、トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹、トヨタ自動車
EV航続距離はJC08モードで60kmを超えてきた。効率を高めた省エネ設計、大量の電力を蓄えるバッテリー、そしてプリウスの約1.6倍近くまで高められたエネルギー回生能力の賜物だろう。ほとんど給油しないで電気だけで使う人もけっこう増えるはずだ。
充電方法も今回は200V充電に加えて専用回線工事が不要な100V充電を用意。さらに急速充電(チャデモ、約20分で80%)、前半で解説したソーラー充電が可能になっている。走行中ならエンジンを強制的に回して30分程度で80%まで充電できるチャージモードも使える。
また、回生性能やバッテリー性能を考えると、ハイブリッドモードでも車両重量が軽いプリウスより実燃費は良さそうだ。
八方美人な商品力を手に登場する新型プリウスPHV、購入したくなる気持ちも解ってもらえるのではないだろうか。何はともあれ、一般道での試乗が楽しみになってきた。
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