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【深刻】約3900名の従業員はどうなる? 日産の主力「追浜工場」存廃の影響度と、閉鎖が避けられないワケ

追浜工場の閉鎖は避けられないのか?

ただ、前出の業界関係者は「日産にとって工場閉鎖のメリットも少なくない」としたうえで、次のように話します。

「自動車メーカーにとって、工場は大きな資産であると同時に、最大のコストでもあります。

追浜工場は約170万平方メートルの広大な敷地をもっていますが、東京や横浜という大都市圏にあることから、その資産価値は日産の各工場のなかでもトップクラスであると言われています。

資産価値が高ければ高いほど、固定資産税も高額となります。実際にはさまざまな減免制度があると思いますが、高額な固定資産税は追浜工場の閉鎖がウワサされる一因となっています。

また、追浜工場では現在『ノート』『ノートオーラ』といった小型車しか生産しておらず、生産能力をフル活用することができていません。そのうえ、2025年6月に世界初公開された新型『リーフ』は、栃木工場などで生産されることが明らかとなっています。

逆に言えば、ここで追浜工場を手放すことができれば、日産の経営状況は大きく改善することは確実です。工場の閉鎖は大きな痛みをともないますが、日産が倒産してしまえば、それ以上の痛みが生じることも事実です。

そういう意味では、日産にとって追浜工場の閉鎖は避けられないことだと思います」

1961年に操業を開始した追浜工場は、現存する日産の工場のなかでもっとも歴史あるもののひとつです。これまでの日産を支えてきた追浜工場が本当に閉鎖されるのか、日産の決断に注目が集まります。

(終わり)

>>これが追浜工場で製造される「ノート」と「ノートオーラ」です

◎あわせて読みたい:
>>【世界も注目】EVの元祖「リーフ」の新型が世界発表される。みなぎる先進感で日本人の“BEV嫌い”を変えられるか?

(写真:日産)

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