また売れちゃう？ メルセデス・ベンツの新型コンパクトSUV「GLB」の市販モデルが登場

3列シートはオプションだが装着率は高そうだ

インテリアでは、オプションにはなりますが、3列目シートの採用がトピックでしょう。3列目シートを追加することで、コンパクトな7人乗りSUVとなるGLB。3列目シートの座席間には2つのドリンクホルダーと、左右にUSB-Cポートを備えた収納スペースがあり、スマホ世代のお子さんも快適に過ごせそうです。

2列目・3列目の座席には、ISOFIXでチャイルドシートを最大4つ取り付けられるそうで、ママ友と子供2人ずつを乗せてお出かけという時も安心です（その状況がいつどれだけ発生するかは別として）。3列目シートは使わない時は、荷室の床と段差が出ないように畳んで格納できるため、普段は畳んでおいて荷室を広く使うという、日本のミニバンでお馴染みの使い方もできそうです。

尚、使用頻度が高いであろう2列目シートは、背もたれを40：20：40に分割できて、個別にリクライニングが可能。シート座面は、約150mmほどスライドして、荷室サイズを増やすことができます。

運転席からの眺めは、2つのスクリーンを横につなげたワイドスクリーンコックピットや、中央に3つ、左右に１つずつ配置された円形のエアコン吹き出し口など、最新のメルセデス・ベンツ流。もちろん、「ハイ、メルセデス」の対話型インフォテインメントシステムのMBUXも搭載されていて、商品力としても隙がありません。

世界的に見ると、今や3台に1台のメルセデス・ベンツがSUVで、4台に1台がAクラスやCLA、GLAなどのコンパクトモデルとなっているそうです。つまり、メルセデス・ベンツのコンパクトなSUVで、しかも７人乗車も可能なGLBは、世界的ヒットが確実視されている、期待のスリーポインテッドスターと言えそうです。