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マツダCX-3の“買い”を真剣に考えてみた。サポカーS・ワイドは全車共通

廉価グレードでもサポカーS・ワイドに該当

最後の最後で話は変わるが、経産省と国交省は高齢運転者の事故防止、被害低減を目指す対策の一環として、自動ブレーキと誤発進抑制装置を備えたクルマをセーフティ・サポートカーS、略して「サポカーS」と呼ぶことを17年4月に決めた。

サポカーSは作動速度域が30km/h以下の自動ブレーキと誤発進抑制装置を備える場合は「ベーシック」、30km/h超でも作動する自動ブレーキと誤発進抑制装置を備える場合は「ベーシック+」、歩行者も検知する自動ブレーキをはじめ、誤発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライト(ハイ/ロー自動切り替え式もしくは配光可変式)を備えるものを「ワイド」と分類する。

マツダは17年度中に主要5車種に先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備することを発表済みで、現時点でデミオ、CX-3、CX-5、アテンザの4車種に標準装備された。そしてこれら4車種がサポカーSの「ワイド」に分類されている。自動車メーカーはこうした装備を廉価グレードではオプションまたは設定なしとし、スターティングプライスを低く設定しがちななか、どの車種も全グレードが該当するのは立派だ。

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