【早ければ今秋登場】次期ルーミー/トールは燃費も価格も強敵ソリオを上回りそう
掲載 carview! 文:編集部 131
掲載 carview! 文:編集部 131
2022年の登録車販売台数ランキングで4位と、デビューから6年が経過しても人気に衰えが見られない「トヨタ ルーミー」と「ダイハツ トール」。高い評価の秘密はスーパーハイトワゴンの使い勝手に、登録車ならではの室内空間の広さを兼ね備えたユーティリティ。そして何もかも値上がりのご時世に、150万円からというリーズナブルな価格設定が挙げられるだろう。
>>ルーミーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ルーミーカスタムってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>トールってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>トールカスタムってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
そんなルーミー&トールだが、そろそろフルモデルチェンジの噂が聞かれるようになってきた。そこで今回は、次期ルーミー&トールの販売時期や進化の方向を予想してみたい。
まず、次期型の発売については、早ければ今秋に行われる可能性がある。というのも、ルーミー/トールは2020年9月に一部グレードへ電動パーキングブレーキを装着するなど、大掛かりなマイナーチェンジを受けており、マイチェンから3年程度でフルモデルチェンジが行われるケースが多いことを考えると、今年がちょうどそのタイミングにあたるだからだ。
ただし、後でも述べるように今回のフルモデルチェンジはハイブリッドの設定など、半導体を従来よりたくさん使うようになることが想定されるから、サプライチェーンの状況次第では来年以降への先送りもあるかもしれない。
フルモデルチェンジの主眼となるのが、ハイブリッドの追加だ。「ライズ/ロッキー」で初めて世に出たダイハツ開発のシリーズ式ハイブリッド「e-スマートハイブリッド」が次期ルーミー/トールにも搭載されるだろう。
1.2L直3ガソリンエンジンを発電専用に使い、走行は前輪のモーター(106ps/170Nm)のみが担うe-スマートハイブリッドは、EV的な加速感と、約4割にもおよぶ燃費改善効果、さらには他のハイブリッドシステムに比べ相対的に安価な価格設定が実現できるなど、美点が盛りだくさんだ。
ルーミー/トールにe-スマートハイブリッドが搭載される場合、車重がライズ/ロッキーより少し重いことを考慮しても燃費は26km/L程度に達すると思われる。これは、現行型から5割近い改善になり、一気に商品力が高まることは間違いない。
また、ライズ/ロッキーではハイブリッド車とガソリン車の価格差が約30万円であるため、新型ルーミー/トールのハイブリッド車はフルモデルチェンジでの全体的な値上げを含めても200万円くらいで買える可能性がある。
これは、ライズ/ロッキーのハイブリッド車より20万円弱安価だし、例えば「ヤリスクロス」では、ハイブリッド車とガソリン車の価格差は40万円程度あるので、この点でもお得度がアピールできるだろう。
>>ライズってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ロッキーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
さらに、新型ルーミー/トールでは、プラットフォームにダイハツのグローバルプラットフォーム「DNGA」を採用し、ボディ剛性や静粛性が一気にアップデートされる。運転支援システムも駐車時にクルマがステアリング操作をアシストしてくれる「スマートパノラマパーキングアシスト」など最新の機能が追加されるはずだ。
また、外装デザインは現状ノーマルとメッキパーツで迫力を増した「カスタム」の2つが用意されているが、このモデル構成は次期型でも継続されるだろう。
>>ルーミーカスタムの公式画像(10枚)はこちら
>>ルーミーの公式画像(10枚)はこちら
>>トールカスタムの公式画像(26枚)はこちら
>>トールの公式画像(28枚)はこちら
最後に、e-スマートハイブリッド版次期ルーミー/トールのライバルは、22.3km/Lの燃費を誇るフルハイブリッド仕様(222万2000円~)が昨年追加された「スズキ ソリオ」だ。次期ルーミー/トールは後発モデルゆえ、燃費や装備、価格のバランスでライバルを上回ってくるのは確実。というわけで、次期ルーミー/トールが大いに注目を集める存在となるのは間違いない。
>>ソリオってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>トールの中古車相場をチェックする
>>ライズの中古車相場をチェックする
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ドンガラ良ければすべて良し!? 見た目は強心臓だけど[中味が虚弱体質]だったクルマたち
トライアンフ、限定シリーズ『アイコンエディション』の7車種を発表。111年の時を経て筆記体ロゴが復活
世の中のブルジョワたちもびっくり!!!!! オフロード界の[セルシオ]と呼ばれた[ランドクルーザー]シグナスって何者?
GRスープラでも参戦する北米トヨタが、2025年末でのNHRA参戦終了を発表「大きな成功と誇り」
鈴鹿テスト搬入日の様子と3人のルーキーの本音。「開発テストとは別」「正直、怖い」「GT7は役に立っている」
ムダ出費は撲滅したい!! 必要or不必要? 今のクルマに水抜き剤は必要か?
お洒落すぎるキャンピングカー「ベッドフォードCA」を知ってる? 英国で値上がり中の名門ドアモービル社が仕立てた1台とは
小山美姫が自身初のスーパーフォーミュラ走行へ。テスト参加が決まったときは「うるっときた」
静かな車内空間と優れた操縦安定性能を両立! ダンロップのSPORT MAXXシリーズからプレミアムコンフォートタイヤ「SPORT MAXX LUX」が登場
過走行車は避けるべき? 電気自動車はガソリン車より低耐久? 英国の中古車事情を調べてみた
マキシム・マルタンが計7年所属のBMWを離脱へ。DTMやWECなどで活躍、GT3ではロッシと共闘
オリバー・ソルベルグ、2025年はトヨタ勢に仲間入り。チャンピオンチームのGRヤリス・ラリー2でタイトル目指す
【爆速で応募満員】ミツオカの新型「M55」がまたやった! 「800万円は安いか高いか」ほかネットの反響は?
【ファンは複雑?】北米トヨタの「カローラクロス」にマツダの象徴カラー「ソウルレッド」が設定されたワケ
スズキのスライドドア軽「ワゴンRスマイル」改良。表情変化、電動Pブレーキなど機能向上…149万円から
マツダ「CX-60」商品改良で手頃な新グレード「XD SP」登場。Lパッケージとどっちがおトク?
【絶不調】日産には“逆点の”ニューモデルが必要。「好調なトヨタにあって、日産にはない」車種とは?
マツダ「CX-60」改良。乗り心地改善、お得なスポーツグレード&特別仕様追加で起死回生なるか…327万円から
【見た目もゴツい!】新型「サンク」の高性能版「アルピーヌ A290」は意外な快適系。日本に入って来る?
24年上半期販売数4位とひとり気を吐く日産「ノート」。売れ続ける“カラクリ”と手放しで喜べない現実
伝統のHEMIエンジンが終焉。V8 6.4LのモンスターSUV、ダッジ「デュランゴ アルケミー」の衝撃度…写真でチェック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!